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改憲手続き法案 参院委員会で採決強行 これは憲法に対する冒涜だ!

2007年05月11日

 安倍内閣、自民・公明与党の憲法改悪への暴走が止まりません。本日午後6時前、参院憲法調査特別委員会で、改憲手続法案の採決が強行されました。昨日の自民党と民主党の採決合意によるもので、民主党の責任も重大です。

 「憲法にかかわる大事な法案なので、国民の声をよく聞いて、あわてず慎重に審議を」――これが世論調査にも示された国民多数の思いでした(改憲に賛成の立場の人も含めて!)。ところが、参院では国民の意見を聞く場である中央公聴会さえも行なわれませんでした。衆院の委員会では週1回のペースで審議されたのに、参院では連休明けに5日連続で委員会が開催され、一瀉千里で採決まで行ってしまいました。

 こんなに採決を急ぐのは、審議すればするほど法案のボロが出るからです。最低投票率の定めがない点や、公務員・教員の運動を規制する点は、自民党の発議者も憲法上の根拠を示すことができず答弁不能に陥りました。

 審議のやり方も改憲手続き法案の中身も、憲法に明記された国民主権の原則を踏みにじるものです。まさに憲法に対する冒涜であり、改憲の賛否を超えた、すべての国民に対する重大な背信行為といわねばなりません。

 週明けの14日に参院本会議で法案の採決、可決成立をたくらんでいるようですが、そんなことは許さない!という声を国会と各政党、参院議員に集中しようではありませんか!私も土曜日曜と街頭で屋内で、力をこめて訴えたいと思います。そして、それでも強行するなら、7月の参院選で厳しい審判を下そうではありませんか!

 きょうは1日、堺市南区で活動。奥村健二前府議、げん中みおこ堺市議と、街頭演説や訪問、小集会にとりくみました。泉北ニュータウンの小集会には30人の人が参加してくれ、とても活発なQ&Aになりました。

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