2007年04月29日
すばらしい青空のもと盛大におこなわれた「あまがさき元気まつり」に参加しました。尼崎民商が中心になってとりくむこのまつりは今年で2回目ですが、ゴールデンウィークのはじめに身近に楽しめるイベントとあって、8000人もの人でにぎわいました。 会場を案内してくれた松村ヤス子市議(元尼崎民商会長です)によると、倒産・廃業など重い話題が多い中小業者の運動を、なんとか明るく元気にしたいと始めたイベントとのこと。大事ですね、その心意気。民商の支部や会員さんが商売抜きで市民に楽しんでもらおうと様々なテントを出していました。尼崎名物の水あめやさつま揚げ、喜界島の黒豚の丸焼きなど珍しい食べ物から、絣(かすり)の衣料、トンボ玉の飾りまで、歩くだけで楽しい! 堀内照文参院兵庫選挙区予定候補といっしょに会場を回ってごあいさつ。「県議選は残念やったけど、こんどは通ってもらわな困る」と、あちこちから声をかけられました。そのとおりです。県議選では宮田しずのりさん、鈴木たくみさんが惜敗し党議席を失ってしまいました。でもいつまでもションボリしてはおれません。会場にはお二人とも元気な姿を見せ、参院選で雪辱を!とがっちり握手。この切り替え、この気持ちがいま必要です。 というわけで、私たちもあいさつ回りにとどまらないで、党員や「しんぶん赤旗」読者を増やして、参院選に勢いをつけようとがんばりました。中小業者や若い保育士さんに積極的に声をかけ入党のおすすめ。そのなかで、31年間営業した酒屋を最近廃業し、借金返済のために自己破産した67歳の男性との出会いがありました。 男性は、規制緩和で、あっという間にコンビニや大手チェーンに酒の販売が広がり、個人の酒屋が立ち行かなくなったことを悔しさをにじませながら語ってくれました。そして店を守ることができなかった自分を責めておられました。私は、まちの酒屋さんの果たしている役割、酒販の規制緩和の間違いを国会で質問したことも紹介しながら、「廃業したのは自分の責任やと絶対に思わんといてください。朝から晩までがんばってこられたんですから。規制緩和を進めた政治に責任がある。日本共産党は、困っている人をほっとかない党、みんなで世の中を変えていこうという党です。ご苦労されたKさんの力をどうかお貸しください」と心から入党を訴えました。 うなずきながら聞いてくれた男性は、「分かりました。よろしくお願いします」とその場で決意。うれしい!こんな話と決意を生で聞かせてもらったら、参院選、絶対に負けるわけにいかんと思いますよね。私もごっつ気合入りました。ありがとうございました。
もひとつ気合を入れてもらったのが、尼崎市議のよしむらたまみさんと衆院予定候補の庄本えつこさんのコンビによるステージ。なんとピンクレディーの「UFO」の替え歌「きゅうじょう」で、「♪ものいわずにだまっていたら あいするひとうばわれていく…」と高らかに憲法9条をまもろうとうたいあげました。衣装も化粧も振り付けもバッチリ決まり、観客からは大きな拍手が。おお〜、尼崎の党はへこんでへんなあ…と強く感じさせてくれたのでした。こちらもアリガトウゴザイマシタ!