2007年04月16日
後半戦2日目。滋賀県彦根市と大津市で活動。滋賀県は前半戦の県議選で、日本共産党が議席と得票を増やし、自民党が大きく後退しました。「新幹線新駅やダムなど税金のムダ使いはやめて、福祉優先にしてほしい」という願いを日本共産党に託してくれた県民の期待にこたえ、後半戦でも議席をまもり増やすことに挑みます。 彦根市の党議員団の実績は抜群でした。たとえば中学校給食の実現。彦根市に合併された旧稲枝(いなえ)町の中学校給食を守る運動が、彦根市全体に中学校給食を広げる運動へと発展し、党議員団の議会での奮闘も合わさって、とうとう実現することになりました。遅れた方に合わせるのでなく、すすんだ方に合わせることになったのは、住民運動と日本共産党の共同のなせる業です。 場外馬券売り場をやめさせたのもそうです。住民の反対運動でJRAが断念したあとも、利権に絡む一部の者が、ボート、競輪と次々場外売り場開設を画策したのに対し、森しげき県議、こくた恵二衆院議員とも連携して土地取得にかかわる不透明な資金の流れを追及、完全にストップをかけました。「最後まで反対してくれたのは共産党だけ」と住民から感謝されています。 いま熱い焦点になっているのが、生活バス路線の確保の問題。去年10月、市が財政難を理由に委託バス路線を改変したために、「市立病院への直通バスがなくなった」「停留所が遠くなった」「病院にいくのにタクシーで片道1800円かかる」「90度腰の曲がったおばあちゃんが、市立病院はあきらめて、開業医まで老人車を押しながら通っている」など大変な事態が起きています。バス路線の存続を求めた住民の請願を自公民が否決するなか、党議員団は住民参加のバス路線検討委員会を提案、今年委員会ができることになりました。 築城400年祭でにぎわう城下町で、住民の切実な願いを実現するために、住民とともにとことんがんばる日本共産党議員団があることを、とても誇らしく思いました。 夜の大津市の演説会では、先の県議選で当選された森しげき、ふしきみちよ両県議にお会いすることもできました。うれしいですね、ともにたたかった人たちとの再会は。