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滋賀県大津市へ 歴史と哲学の詰まった森県議の演説に感銘

2007年04月04日

 府県議・政令市議選も折り返し点をすぎ6日目。滋賀県大津市で街頭宣伝と演説会でした。「花冷え」というのでしょうか。琵琶湖から吹く風は冷たくきつかった。

 きょうの尊敬。大津市議5期20年、滋賀県議3期12年の森しげき県議の演説に感銘を受けました。一言でいうと、滋賀県民のたたかいの歴史、政治家・森しげきの哲学がずっしり詰まった演説です。

 「昨年1月の県議会で、私は県民のみなさんの何万にも上る署名を背景に、新幹線新駅の是非を問う住民投票条例案を提案しました。残念ながら自民、公明、民主の多数によって否決されてしまいましたが、そのとき討論に立った私はこういいました。たとえあなたたちが否決しようとも、7月の知事選挙は、事実上、新駅の是非を問う県民投票となるでしょう。そこで県民は立派な審判を下すでありましょう、と。

 そして、そのとおり県民は立派に審判を下しました。自民、公明、民主に推された現職の知事が敗北したのであります。日本共産党は議会の中では少数であるが、県民の中では多数派であると、私が確信した瞬間でありました。感謝したいと思います。そして県の新年度の予算には新幹線新駅の工事費は1円もつきませんでした。

 芝居ならここで一件落着のはずですが、自民、公明、民主は、色合いの違いはあるが、いまだに新駅推進の立場です。この選挙で日本共産党が、いまの2名から7名へと躍進することが、新駅をきっぱり中止するもっとも確かな保証です。

 私は、ムダな新駅建設を中止して、次のことにとりくみます。まず、子どもの医療費を中学校まで無料にして、滋賀県で安心して子育てができるようにします。そして、高すぎる国民健康保険料を引き下げ、残酷な保険証のとりあげをやめさせます。保険証をとりあげられた方たちが、歯が痛くても、お腹が痛くても、お金がないために医者にいくことができず、じっと部屋で我慢している姿を考えるとき、これは絶対に許せません」

 いい演説は一度聴いただけでも頭に残るものです。森さんの演説はまさにそれでした。冷たい風が吹く団地に、森さんの野太い気迫のこもった声が響くと、ベランダに、階段の踊り場に、一人また一人と、住民が出てきて演説に聴き入ります。各地各県には、尊敬すべきつわものがいるものだと、また感心したのでした。

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