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不破さんの「いま世界がおもしろい」がおもしろい

2006年11月13日

 きょうは1日、原稿書きと学習に時間をとりました。赤旗まつりでの不破さんの「科学の目」講座の講演、「いま世界がおもしろい」を読みました。視野が広がりました。

 不破さんは、「21世紀の地球は、どんなに大きな力を持った超大国でも、一人で牛耳ることはできません。そういう世界になっているのです」と、世界の特徴を概括したうえで、「いまの世界がなぜこんなに活気づいてきたか考えたい」として「科学の目」(日本共産党綱領の立場)で考察を深めます。そして、”15年前のソ連崩壊がその契機だった”という見方を展開します。

 不破さんの分析の骨格をなす部分で、ハッとさせられた表現がいくつもありました。

 @「はっきり言って、『米ソ対決』の枠組みに世界政治が縛り上げられていたというのが、当時の実情だったと思います」
 A「二つの覇権主義が対決しあう状況がソ連の崩壊で変わり、覇権主義が一つになったら、世界の監視の目が、誰に遠慮することもなく、この一つの覇権主義に向けられることになりました」
 B「アメリカ自身、『米ソ対決』時代とは違って、いくら大きな軍事力を持っていても、新しい世界では、それだけではダメだということを、悟らざるをえなくなっています。だから、軍事と同時に、外交を重視しはじめたのです」

 なるほど、こうした視点で実際の国際政治をみると、イラク戦争をめぐる国際社会の対応も、今度の北朝鮮の核実験にたいするアメリカの対応も、スッキリ理解できます。

 不破さんは続けて、「日本の憲法の問題も、いま、そういう状況のなかで世界から見られているということを、私たちはよく見る必要があります」と述べていますが、これも重要な指摘だと思いました。戦争のない平和の国際秩序をきずこうという声と努力が、世界中に広がっている。そのときに、戦争のない世界を展望した日本の憲法は、いまの世界から見ると、特別の値打ちがあるのです。

 世界と日本を「科学の目」でとらえることのおもしろさを実感した3時間でした。

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