日中、大阪の八尾市で活動。八尾といえば、つい先日、部落解放同盟の幹部・丸尾某が、市の発注する公共事業にかかわる恐喝容疑で逮捕されたばかり。36℃を超える猛暑の中、その問題にもふれながら、党市議団とともに、街頭宣伝、視察、演説会とフル回転でした。

　午前中は、小松ひさし府会予定候補、おち妙子、谷沢ちか子、内藤こういちの各市議とともに3カ所で街頭演説。それぞれの場所に支持者の方が集まってくれました。暑いのに感激です。（写真は、東久宝寺を流れる長瀬川のほとりで。ナント、縦じまシャツの自民党市議から差し入れをもらいました）

　小松さんや市議団からは丸尾逮捕について詳しく報告がありました。安中人権地域協議会（理事長・丸尾。実態は部落解放同盟安中支部）はこれまでも数々の暴力・不正事件を起こしてきました。にもかかわらず、八尾市は人権協議会に事業委託や補助金支出を続け、丸尾を市の審議会や協議会の委員に任命してきたのです。まさに、「解同」と行政の癒着です。それを議会で追及してきたのは日本共産党だけ。小松ひさしさんは、安中人権協議会会長が自らの会社事務所を旧安中解放会館内に置き、数年にわたって不正使用したいた問題で、民事裁判を起こし、家賃を支払わせました。大したものです。

　午後は、おち市議とともに、八尾のまちづくりにかかわるスポットを視察。まず、近鉄八尾駅そばのコクヨ工場跡地に11月オープン予定の大型商業施設（イトーヨーカ堂とトヨタのショールームが入る）。住民が「まちづくりの会」をつくり運動した結果、周辺民家への環境上の配慮や、来客用自動車の処理など、部分的に要望が実現しましたが、この巨大な商業施設では、周辺商店は大変な打撃を受けるでしょう。すでに、近くのサティーが撤退を発表しました。

　近隣の商店街「ファミリーロード」で声を聞きました。江戸時代の「お逮夜市（おたいやいち）」を復活させるなど、伝統・文化を生かしたまちづくりに貢献してきた商店街ですが、「イトーヨーカ堂が来たら9割はやめるんとちがうか」と表情は暗い。90年代に「規制緩和」の名で、大型店の出店規制を事実上なくしてしまった政治の責任が問われます。

　続いて、ＪＲ久宝寺駅そばの旧国鉄竜華操車場跡地の開発現場を視察。ものすごい広さです。すでにシャープや住友不動産、関電などに安く売却され、新工場や高層マンションが林立しかけています。道路や駅からのデッキ、下水道整備など八尾市最大のカネ喰い虫です。

　唯一の公有地には、大阪府が広域下水処理場を建設中。市民からは、「処理場の上を公園にしてほしい」との要望が出されおち議員も議会で提案しています。

　3つの党支部が共同した演説会。永井きみ子、田中ゆうこ市議とともに訴えました。（写真は、田中市議）

　夕刻、浴衣に着替えて「盆踊りツアー」へ。まずは大東の「平和夏祭り」。地元の皆さんに日ごろのご無沙汰をお詫びしながらごあいさつ。「よう来てくれた」「選挙がんばるで」と歓迎されました。

　続いて、淀川区の「世直し盆踊り」。やぐらの上から、宮本たけし参院大阪選挙区候補、宮島正府会予定候補、てらど月美市会予定候補とごあいさつ。河内音頭や炭坑節など踊りも堪能。踊りで汗をかくと気分爽快。いっしょに踊ると知らない人とも仲良しになれます。毎晩でも踊りたいです。