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住之江ボートの夜間レース開催問題で近畿運輸局に申し入れ 夜は2カ所で日中理論交流報告会

2006年06月08日

photo 住之江競艇(大阪市住之江区)で夜間レースが開催されようとしている問題で、「ナイターレースに反対する住之江連絡会」(代表 大岩根 定・西四中地域振興会会長)の皆さんといっしょに近畿運輸局に申し入れを行いました。

 全国に24ヵ所あるボートレース場のなかで、夜間レースを開催しているのはわずか3ヵ所。しかも住之江のように住宅地と隣接する都市部での夜間レース開催は例がありません。入場者が増えることにともなう犯罪の増加、違法駐車や交通渋滞、周辺への照明漏れ、騒音など住環境悪化が心配され、地域では反対署名が13500筆も集まっています。

 「これまで地域住民は昼間のレースには辛抱して”共存共栄”の立場できた。せめて夜間は堪忍してほしい」「ナイターレース開催を住民のほとんどは知らされていない。事前手続きがされていない」という住民の要望、指摘に対し、近畿運輸局からは、住之江ボート側からすでにナイターレース実施計画書が届出されており、そこには「地元住民の同意書」が添付されているとの説明がありました。

 問題は「地元住民の同意」の内容です。住之江区には169の町会(自治会)があり、各町会間の調整をおこなう連合町会が14あります。以前、舟券の場外販売を夜間にも拡大したときには、住之江ボート側は、事前に169の町会一つ一つに足を運んで説明し了解を求めました。

 ところが今回は町会ごとの説明は一切なし。「14人の連合町会長の同意を得た」というだけなのです。舟券の夜間販売と比べてもはるかに周辺住民への影響が大きい夜間レース実施という大問題なのに、「あらかじめ地元住民に説明し、同意を取得すること」(国土交通省「ナイターレース実施要領」)という事前手続きの内容は大きく後退しています。そのことは近畿運輸局も認めざるを得ませんでした。

 昨年10月には、住民側から住之江ボート施行者(箕面市長)に地元説明会の開催を求め、日程を調整して会場まで確保したのにドタキャンされたというのですから開いた口がふさがりません。近畿運輸局の担当者は「はじめて聞いた」といっていましたが、監督官庁としての指導責任が問われます。

 私たちの指摘に対し、近畿運輸局は、@「地元住民への説明と同意」について住江ボート側への指導も含めた対応を検討する、A施行者(箕面市、高槻市)と競艇場設置者(住之江興業)にきょうの要望内容を伝える、ことを約束しました。参加者は、住民が安心して生活できるよう、いっそう世論と運動をつよめようと確認。私も引き続きかかわっていきたいと思います。「市役所見張り番」の松浦米子さん(住之江区民です)、「区民の会」のあだち義孝私さん(日本共産党住之江区市政対策委員長)も参加されました。

photo 夜は、大阪府日本共産党後援会、東大阪後援会の2カ所で中国共産党との理論交流の報告。どちらも皆さん大きくうなづきながら聞いてくださり、「大阪の奮闘で山下さんを国会へ送ることは世界に対する貢献だと思います」(中道保和大阪府後援会長)など過分な激励もいただきました。

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