27日〜29日、長男の学生寮から民間アパートへの引越しを手伝うため、茨城県つくば市へ。昨年の入学時に続き、妻と二人で大阪から車を運転して行きました。2回目だけど、やっぱりつくばは遠かった。行きは9時間、帰りは渋滞と降雪に遭遇し10時間半もかかりました(疲れた〜)。
それにしても、学生寮を1年間で出なければならない仕組みはどうも納得がいきません。引越しも2回以上必要になるし、家賃も倍以上に跳ね上がります。少しでも経費を浮かそうと、体力勝負の遠距離ドライブにもなるというものです。
日本の大学の学費の高さは世界一ですが、それにくわえてアパート暮らしともなれば負担は相当重い。わが長男も、奨学金と仕送りだけではとても間に合わず、昨年暮れからアルバイトを始めました。ラグビー部の練習のあと深夜までのバイトはきついでしょうが、がんばってもらうしかありません。
高学費や”利子付き貸し付け”方式の奨学金制度が、憲法に保障されている”教育の機会均等”をますます破壊していると感じます。偏狭な”受益者負担主義”から脱却し、人類社会発展のために、諸外国に習って日本の高等教育も断固無料にすべきです。