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遂に、PSEマークなしでも中古家電の販売OKに!やったね

2006年03月24日

 PSE法でうれしいニュース二つ。ひとつは、昨日、音楽家の坂本龍一さんや東儀秀樹さんらが行った記者会見と経産省への要望書提出。”ビンテージもの”と呼ばれる希少価値の高い電子楽器・音響機器財に限らず、すべての中古・新古電気製品を販売規制の対象から外すように求めました。

 坂本さんは、「ビンテージを外すことには救われた感じはするが、何がビンテージかはお役人が決められるものじゃない。音楽家を切り離そうという感じにはノーといいたい。代弁者にはなれないけど、リサイクル業者の運動を応援します」と話しました。東儀さんは、「ビンテージとは、自分に対して価値のあるもの。すべての中古の電気製品を外すことが、ほとんどの国民のしあわせになる」と語りました。

 すばらしい!音楽家のみなさんの一番の要求だった「ビンテージ外し」はすでに勝ち取られたのに、それだけでよしとせず「すべての中古家電を外せ」と新たに声を上げるとは!まさに人間の連帯、文化と資源、そして中小業者を守る連帯です。感動しました。これは、PSE問題をはるかに超える価値あるうごきだと思います。

 もうひとつは、きょうの夜に飛び込んできたビッグニュース。経産省は、4月1日以降も現状どおりPSEマークなしで中古家電を販売できることを容認したというのです。注目していた「PSE問題を考える会」(小川浩一郎発起人代表)と経産省との交渉の後、共同記者会見で明らかにされました。

 経産省の福田秀敬消費経済政策課長は、「販売後検査するのであればPSEマークをつけなくてもよい。法的にはレンタルだと解釈する。検査機器がいきわたらない間の想定だ」との解釈を示しました。これは、「中古品も対象とする」との法解釈の実質の破たんであり、世論と運動の大きな成果です。

 いや〜うれしいですね。私も大阪・日本橋や神戸・モトコーの電気街で、たくさんの業者の声を聞き、近畿経済産業局とも交渉してきました。もともと対象外だった中古品を、合理的根拠もないまま、無理やりかつ突然に、対象にしてしまったことがそもそもの間違いですが、関係者が黙って泣き寝入りしていたら、不合理がそのまままかり通ってしまったかもしれません。あきらめずに声を上げること、立場を超えて力を合わせることの大切さを教えられました。

 引き続き、今回の措置の周知徹底、PSE法の抜本見直しを求めて、関係者の皆さんとともにがんばりたいと思います。

ぜひ、ご意見・ご感想をお寄せください
 
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