日本共産党前参議院議員 山下よしき トップページへサイトマップ
記事検索
くらし応援 戦争NO! 山下よしき
原点・山下よしき

新しい政治の流れ
演説・論戦・講演
活動
活動記録
いつも現場に
総選挙2003
プロフィール
ごあいさつ
略歴
ご案内
事務所のご案内
リンク集
よしきからあなたへ

国会で参院比例候補が勢ぞろい 大型店問題で法案レクチャー

2006年02月13日

photo 朝から上京して国会へ。きょう初めて参院比例代表予定候補の5人が勢ぞろいしました。井上哲士さん、紙智子さん、谷川智行さん、春名なおあきさん、それぞれとがっちり握手。国会議事堂をバックに写真撮影しながら、「5人そろって国会へ」と決意を固めあいました。

 驚いたのは、香川県にゆかりのある人が3人もいること。34歳の若き医師である谷川さんは、香川医科大学を卒業し、高松平和病院で勤務されていたそうです。四国ブロック選出の衆院議員を2期務めた春名さん、香川で生まれ育った私と、5人のうち3人もいるとは偶然とはいえ面白い。香川の皆さんはとても喜んでくれているそうですが、きっと3倍の力を発揮してくれるのではないでしょうか?
 
 写真撮りの後、志位委員長と懇談しました。志位委員長は、昨日行われた福知山の合併選挙で日本共産党が2人区で3つ勝つなど、04年参院選とは政治情勢が大きく変化していることを指摘。奮闘すれば比例5議席の実現はできる、さらに現職区の東京選挙区に加え、前回失った選挙区(大阪、兵庫、京都、愛知、神奈川、埼玉)での勝利めざし私もがんばりますと述べ、奮闘を誓い合いました。

 せっかく国会に来たので、注目している「まちづくり3法」(大店立地法、中心市街地活性化法、都市計画法)見直し法案について、国土交通省、経済産業省の担当者からレクチャーを受けることに。小林みえこ参院議員がセットしてくれました。

 98年の大店法廃止、大店立地法制定で、大型店の出店は「原則自由」となりました。以来、全国各地で郊外型の超大型ショッピングセンターが出現、中心市街地の商店街がますます衰退し、老舗の百貨店が相次いで閉店しています。さすがにマイナス面が大きすぎると、今回の法改正で、大型店の出店に一定の規制を加えることになったのです。

 政府の説明を聞きながら、やっぱりこうなったか、との思いを強くもちました。98年の大店法廃止の国会論戦で、私は、大型店の出店規制の撤廃は、既存の商店街に壊滅的打撃を与え、お年寄りが歩いて買い物できる機会を奪い、地域のお祭りや文化の支え手を失うなど、”安心して住み続けられるまちづくり"に逆行する、と批判し、欧米並みに出店規制を強化せよと修正提案しました。

 大店法廃止、大店立地法施行(2000年)から5年あまり…。今日の事態は、まさに”商業者の利益”を超えた”まちづくり”の問題として、政府も認識せざるを得ないところまで深刻化したということです。アメリカと日本の大手流通資本の圧力に屈し、「規制緩和」の名の下に、アメリカでさえ行っている大型店の出店規制を取り払ってしまった政府の責任は重大です。

 今回、都市計画法を改正して大型店(1万u以上)の立地可能な地域を制限することにしたのは、一歩前進ではありますが、それだけでは不十分といわざるを得ません。大店立地法13条にある「商業調整の禁止」条項には手をつけないからです。これでは、都市部では、むしろ大型店(1万u以下も含めて)の立地が加速されるのではないかとさえ懸念されます。

 やはり、「弱肉強食」ではなく、大型店と商店街が「共存共栄」できるしっかりしたルールが必要でしょう。関係者の皆さんの意見も聞いて、よりよい法改正となるよう奮闘したいと思います。

ぜひ、ご意見ご感想をお寄せください
ひとつ前のページに戻る
日本共産党 市田忠義 しんぶん赤旗
トップページへサイトマップ
Copyright (C) 2003-2006 YAMASHITA YOSHIKI All rights reserved.
本サイトの内容を無断で複写複製することはできません。