重大発表です。きょう記者会見で日本共産党の０７年参院選の比例代表候補5人が発表されました。井上哲士さん（現）、紙智子さん（現）、谷川智行さん（新）、春名直章さん（新）とともに、私、山下よしきもその一人に入っています。私の担当地域は、近畿（京都を除く）です。どうぞよろしくお願いいたします。

　私は、昨年の総選挙を比例代表近畿ブロックの候補者としてたたかわせていただきました。私自身が国会に戻ることはかないませんでしたが、小泉突風が吹き荒れ、民主も公明も議席を減らすなかで、「日本共産党」と書いてくださった方が全国で33万人も増えて500万人近くとなり、現有9議席を守り抜くことができました。

　選挙戦最前線での活動を通じて、�@過去の侵略戦争を正当化する政治を大本から転換する、�Aアメリカいいなり政治をただし、独立･平和の日本をきずく、�B極端な大企業中心主義の政治をただし、ルールある経済社会をつくる、という日本共産党の綱領と日本改革の方針は、「近い将来、必ずや多数派になる」と確信しました（詳しくは05年9月12日付「よしきからあなたへ」「05年総選挙をたたかい終わって」をご覧ください）。

　その第一歩を刻む０７年の政治戦。再び候補者として最前線に立たせていただくことは、大変光栄であり責任も重大だと感じています。近畿の皆さん、全国の皆さん。ごいっしょに、「格差などない」「格差が悪いとは思わない」（小泉首相）と言い放つ政治に、あったかい人間の連帯で反撃する、なにより、日本共産党の前進で政治の流れを変える、そんなたたかいにしようではありませんか。私も、全力をふりしぼって党を語る先頭に立ちたいと思います。

　最後に、03年、0５年総選挙を小選挙区候補者としてたたかわせていただいた大阪5区の皆さん。本当にありがとうございました。暑い日も寒い日も、雨の日も風の日も、皆さんとともに歩き、マイクを握った路地裏での活動は、私にとってかけがえのない経験であり財産となっています。小選挙区候補者としての任務を離れることはとても寂しいですが、心はひとつ。来年のいっせい地方選挙と参議院選挙でなんとしても勝利して、こんどこそうれしい涙を流せるよう、お互いにがんばりましょう。