きょう、民主党の西村慎吾衆院議員が、弁護士名義を不正に貸し付けた疑いで逮捕されました。情けない。
「日本も核武装せよ」など超過激な発言を繰り返し、「問題提起ができない国会議員なんて要らない」などとエラそうな態度を取る裏で、右翼団体の構成員だった人物に弁護士名義を貸し付けて多額の報酬を得ていたとは…。はてはイサマシク尖閣諸島に上陸した際の費用もそこから捻出したのでしょうか?この手の政治屋の大言壮語とその実態の落差の大きさにはいつも驚かされます。
これまで数々の問題行動をとってきた西村氏を、議員として抱え選挙で公認し続けてきた民主党の自浄能力のなさも問われざるをえません。
さて、きょうは夜、淀川区の市長選挙・市会補欠選挙の報告会に出席。姫野市長候補、てらど市会候補も参加されました。
淀川区の各党支部や後援会の皆さんの感想を聞きながら、うれしくなりました。皆さん誰もが、勝てなかったことを心底悔しがり、同時に、16ヵ月後(次の市会・府会選挙のある07年4月のいっせい地方選挙)はかならず勝利するぞと決意を明るく語るのです。はからずも「16ヵ月後」「党と後援会を強く大きく」がキーワードになりました。
じつは、淀川区の党と後援会の皆さんが、今回の選挙で腹固めをする過程には真剣な討議があったのです。姫野さんは10期35年間も、淀川区から市会議員として選出され続けてきました。淀川区の有権者にとって姫野さんの議席、日本共産党の議席は”空気のような”存在、あって当たり前の議席なのです。その議席を失うかもしれない、地域での生活相談活動や要求運動、対市交渉に支障がでるかもしれないとの心配がでるのは当然です。なかには涙を流しながら姫野さんの市長選挙出馬に「反対」する党員や後援会員もありました。
それでも姫野さんの「大阪市政を知り尽くす市議団長が出なければならない選挙、淀川区の市会の議席は寺戸さんを勝たせて引き継いだらええやないか」との高い決意を、みんなが正面から受け止め、本気で燃え始めたのです。だからこそ、これまでにない奮闘や様々なドラマが生まれ、悔しさとともに次につながる大きな確信もつかめたのです。ほんとうにすばらしい闘いでした。
一回一回の真剣な闘いが、日本共産党をつよくすることを感じさせてくれる報告会でした。