2005年11月26日
連日、大阪市長選挙、市議補欠選挙(淀川区)の応援に入っています。淀川区では、最終盤、日に日に街の反応が良くなっています。 最終日のきょうは、淀川区の中心地、阪急十三(じゅうそう)駅前で、てらど月美市議候補と夕方宣伝を始めると、見る見る人垣ができました。”無駄な大型開発をやめて、敬老パスを守ろう、市民サービスを守ろう“の訴えに、立ち止まった人がウンウンうなづくのがわかります。 手を振りながら駆け寄ってきて、マイクを握る私のほっぺにいきなりチューするご婦人まで現れました。さすが歓楽街十三、ご婦人は少し?酔っていらしたようですが、選挙戦は相当ヒートアップしてきたようです。走る宣伝カーに手を振る人の顔ぶれも、これまでのどの選挙よりも幅広いものになっています。ひょっとして地殻変動が起こっているのかも、という予感がします。 だからでしょう。相手陣営も必死です。淀川区の自民党女性候補が、筋違いの悪口宣伝を始めました。いわく、「姫野さんが市長になって共産党市政なったら、大阪市の財政はめちゃめちゃになる」。冗談じゃありません。大阪市の財政はすでにいま破産寸前でめちゃめちゃになっています。だれがしたのか?自民党じゃありませんか。日本共産党をのぞく「オール与党」市政が、バブル経済崩壊後も大型開発のムダづかいを重ね、それが全部失敗。大阪市の借金は5兆6千億円、市民一人当たり215万円にまで膨らみました。 破たんした3セク事業の象徴、WTC(世界貿易センター)ビルを「どうせ造るなら西日本一の高さにすべき」と主張し、ムダづかいの規模を1・5倍に拡大したのはほかでもない、淀川区から選出されている自民党の市会議員(女性候補の実父)ではありませんか。自分の責任は棚上げし、「姫野さんが市長になったら大阪市の財政はめちゃめちゃになる」とはよくも言えたものです。 そのほかにも、外国の話を持ち出しての日本共産党攻撃も。私は基本的には女性を大切にする立場と行動をとる人間なのですが、あまりにも内容がひどいので、街頭できっちり反撃させていただきました。自民党女性候補の悪口にカチンときていた支持者も多かったのでしょう。たくさんの方から「スッキリした」との感想をいただきました。 こうした反共攻撃がでてくるということは、私たちの事実に基づく批判が相手陣営にかなり応えているということ。投票箱のフタが閉まる瞬間までがんばりぬいて、なんとしても勝利したいですね。