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「しんぶん赤旗」読者を増やすなかで感じた有権者の意識

2005年11月02日

 10月は、「しんぶん赤旗」「大阪民主新報」の読者を増やす活動に6日間とりくみ、合計77人の読者が増えました。対話のなかで、総選挙とその後の有権者の意識がよくわかりました。以下に特徴的な対話内容を紹介します。

photo @元読者、新婦人しんぶん読者の女性(50歳位)――「総選挙では友人たちが『郵政民営化に賛成する人に入れないと』というので最後まで悩んだのですが、最後はやっぱりそうかなあと思って入れました」という方。郵政民営化で自分たちの暮らしがどうなるか、ご友人の方々は理解していたのか聞くと、「郵政問題の細かいことは知らなかったと思います。でもいまの政治を変えてほしい、郵政民営化したら何か変わるのではと思って入れました」とのこと。「貧富の格差がどんどん広がるのはおかしいと思います」とも。郵政民営化問題を説明すると「へー」、庶民増税と大企業減税を説明するとまた「へー」と驚き、「本当のことを知らないとだめですねえ」と「しんぶん赤旗」日曜版を購読してくれました。

photo A総選挙で電話での反応がよかったマンション管理人の男性(60歳位)――名刺を出してあいさつするとびっくりした様子で、「わざわざよく来てくれました」と歓迎してくれました。なぜ共産党を支持してくれたのか聞くと、「みんな右へならへで、野党がなくなった」「かつては社会党支持者だったが、筋が通っているのはおたくのところだけになった」とのこと。その党をもっとつよく大きくしてほしいとの訴えに快く日曜版を購読してくれました。

 B総選挙の電話で「比例は共産党に入れる」といってくれた男性(70歳位)――お礼を述べるといきなり「戦争だけはしたらいかん」と。聞くと、子どものときに大阪大空襲や食べるものがないみじめな生活を経験したとのこと。「自民党が勝ちすぎて何をするかわからん。いまの60歳くらいの政治家は戦争を知らん」と憤りつつ「野党の力が弱すぎる。憲法も変えられてしまうのでは」とあきらめも。国民投票があること、一点での共同が大事なことを訴えると、「わしは読まんでもわかっとる」といいつつ日曜版を購読してくれました。

photo C88年までの元読者の女性(80歳位)――最近まで夫が1年間入院して高額の医療費がかかったこと、年金が今年になって下がったことを語ってくれ、「これからの年寄りは病気になっても病院に行かれへんの違う?」と心配そう。小泉内閣の医療改悪案の内容を伝えると「ええっ!絶対やめてほしい」。旅行に行ったとき、地方の豪華な施設や道路のムダづかいも感じたとのことで、大阪市政の大規模開発のムダも紹介すると「そうそう」と共感してくれ、「わかりました」と日曜版を購読。

 D商店街でふとん店を営むご夫婦(民商会員、70代)――「この商店街の人通りの少なさを見てほしい。商店主は毎日の生活だけでも大変。息子にあとを継がさんでよかった。こんな気持ちわかりまっか?」と一気に吐露。私は「バッヂがないのが本当に悔しい。力つけて必ず国会に戻るから。ご主人の声を届けるから」と手を握り、地元三津屋の姫野さんの決意を後押ししてほしいとの訴えに日曜版を購読。

 以上、「『改革』『改革』という言葉の連呼が、あまりに先の見えない閉塞状態におちいった現状の打開を願う、多くの国民の切なる気持ちを、ある範囲でとらえたことも事実でした」「『野党としての公約』を打ち出し『たしかな野党』というキャッチフレーズを押し出してたたかったことが、新鮮な共感と期待を広げました」「小泉・自公政権への反動的暴走への危険を直視しつつ、この政権の国民的な基盤は脆弱であり、国民との矛盾をいよいよ深刻にしていることをよくとらえることが大切であります」(日本共産党第4回中央委員会総会決定)などの内容を、深めることができる対話でした。総選挙後、日本共産党への注目と期待が高まっていることを感じます。どんどん足を出したいですね。

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