20日、朝5時起床で、豊能町会議員選挙の応援へ。高尾靖子、中村ひろゆきの現職候補2人の議席を守り抜くたたかいです。私は、中村ひろゆき候補の出発式に駆けつけました。
豊能町は大阪の西北端の山間部にある町。いったん兵庫県の川西市まで出て、そこから阪急能勢電鉄に乗って豊能町に入ります。しかも、豊能町の形は、霊峰・妙見山を中心にしたひょうたんの形。西の地域から東の地域に行くのも、車でいったん兵庫県に出て、大阪の能勢町を抜ける山道を30分走らなければなりません。もともと2つの旧村が合併してこんな形になったとのことですが、えらく離れています。
中村候補の担当エリアは東西の地域にまたがっているので、午前中は西地域で出発式を済ませて宣伝。午後は東の地域にある自宅前で2回目の出発式を行いました。東西どちらの地域にも、山間部を開発したまとまった住宅地があります。
こういう地域ですから、交通の便の確保や、医療機関の充実の要求が強い。またお隣の能勢町にある焼却場でダイオキシンが発生しましたが、ダイオキシン汚染物の処理が豊能町でなされようとしている問題も、住民の大きな関心事です。この処理費用が町財政を圧迫し、「行革」の名による住民サービスの切捨てに拍車が掛かろうとしています。
私は、日本共産党町会議員団が、どんな問題でも住民に情報を提供し、住民とともに運動して、安全性に疑問のあるダイオキシン汚染物の処理をストップさせるなど、住民要求を実現してきたことを紹介し、2議席確保の意義を訴えました。
「要求と苦難あるところ日本共産党あり」。この言葉の意味を、大阪の西北端の山間部の町で噛みしめた選挙応援でした。