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最近、一般新聞を読む楽しみが増えました

2005年08月26日

 最近、一般新聞を読む楽しみが増えました。例の「刺客」騒動や「公募候補」をめぐって、「二大政党」の間の”垣根の低さ”がよーくわかる記事が多いからです。

 8月20日付「朝日」は、「堀江氏、2党 値踏み」の見出しで、ホリエモンことライブドアの堀江貴文社長が、15日夜に自民党の武部幹事長、二階総務局長と会い、翌16日夜には民主党の岡田代表と会ったことを紹介し、「2大政党を両てんびんにかけるような動き」と報じました。

 近畿でも同じような予定候補者の動きが少なくありません。19日付「毎日」夕刊は、自民党京都府連の候補者公募に応募し、京都6区で同党の公認を受けた新人の井沢京子氏が、民主党が同時期に実施した公募の鳥取1区にも応募していたことがわかったと報じました。民主党関係者は「政策や主張はどうでもいいからとにかく候補者になりたい、というのでは節操がなさ過ぎる」と指摘し、自民党府連は「民主党にも応募していたことが事前にわかっていれば、選ばなかっただろう」と戸惑いをみせ、本人は「軽率だった」と話しているそうです。

 確かに「節操がなさ過ぎる」話ですが、20日付「朝日」大阪市内版を見てビックリしました。大阪の自民前職で唯一郵政民営化法案に「反対」した大阪2区の左藤章氏への自民党からの「刺客」は、元民主党和歌山県連副代表の川条志嘉氏に決まったというのです。しかも、川条氏は、昨年の参院選和歌山選挙区に民主党公認で立候補したが、自民現職に敗れた人物。自らのホームページでは、いまも「民主党にとっては政権奪取のための選挙戦になる」と訴えているというのです。あいた口がふさがりません。

 26日付「読売」にも、興味ある記事がありました。民主党和歌山1区の新人、岸本周平氏の経歴が詳しく紹介されていました。財務省課長から、トヨタの渉外部部長に転じ、奥田会長の財界活動を手伝う一方、昨年10月から内閣府参与を兼任。日本経団連会長の奥田氏がメンバーの経済財政諮問会議の裏方となり、小泉改革を支えた‥‥。高校の先輩、竹中平蔵経済財政・郵政民営化担当大臣は、「ひどい話だ。僕が内閣府参与に拾ってやったのに」と顔をこわばらせたとあります。こうした候補を受け入れる民主党の方も「節操がなさ過ぎる」のではないでしょうか?

 こうなるともはやボーダーレスですね。「二大政党の対決」「政権選択の選挙」なんていっても、自民と民主に違いはまったくない、”出入り自由”であることを、候補者選びの実相が物語っています。「財界・大企業中心」の自民・民主の「二大政党」による、庶民増税など国民いじめの悪政の競い合いに”待った”をかける「たしかな野党」、日本共産党の役割はますます重要ですね。

 昨日(25日)は、NHK大阪放送局で政見放送の録画取り。8人の比例近畿の予定候補はみな本番に強い!一発で見事なパフォーマンスをみせOKとなりました。ぜひテレビの政見放送をお見逃しなく!その後、大阪労働者後援会の決起集会に駆けつけ、冒頭でごあいさつ。電車に飛び乗り、大阪12区(寝屋川、四条畷、大東)の決起集会へ。会場は立ち見がいっぱいの超満員。太田くみ子12区予定候補も元気いっぱいで熱気あふれる集会となりました。

 以上、昨日の報告を、京都3区石村かず子予定候補事務所から発信します(PM 2:30)。

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