衆院解散後、10日が経ちました。なかなかいい滑り出しだと思います。きょうも街頭演説でうれしい反応が続きました。
兵庫県の相生市の商店街近くでマイクを握りました。私は、@郵政民営化に日本共産党はなぜ反対か、小泉首相が国民にとって「百害あって一利なし」の郵政民営化にしがみつくのはなぜか、A「改革を止めるな」と叫ぶ小泉首相が「改革」の名でやってきたことは何か、「弱きをくじき、強きを助ける」小泉「構造改革」にストップをかけられるのは誰か――を12、3分でお話しました。
近くのくだもの屋さんの中で、ご主人がずっと聞いてくれている様子だったので、演説後、駆けて行きごあいさつ。するとどうでしょう。ご主人の方から「よーわかる演説やった。いまの話を全国でやってくれたらええ。比例は共産党に入れる」というではありませんか。思わず「何がよかったんでしょうか?」と聞くと、奥さんが「郵政民営化になぜ反対してるかわかった。みんな知らんもん」。続けてご主人が「これからの日本の行き方は痛みだけではアカンというのもようわかった」。
うれしいじゃありませんか!小選挙区は他党候補に決めているようでしたが、そんな方にも、いまの政治状況の下で、「たしかな野党」日本共産党の存在意義をご理解いただけるということです。そして「比例は共産党に入れる」となっていただけるということです。大いに確信にすべき反応です。
姫路駅前の演説でも同じような反応がありました。人通りの多い交差点での演説を終えて、宣伝カーから降りると、男性が近づいてきて「あんたがいま話してた山下よしきさんか?」「はい、そうです」「比例は共産党に入れる。選挙区はホレ、いろいろしがらみがあるんでな…。けど比例は入れる。がんばってや」。
うーむ。やはり有権者は「小泉劇場」に目を奪われながらも、よく考えているのだと思います。模索しているのだと思います。そして、小選挙区と比例区の2票あることが、大胆な行動(はじめて日本共産党に入れるという行動)をとりやすくしているとも思います。こうした有権者の気持ちにかみあう宣伝や対話を、全有権者規模で展開すれば面白い結果になること間違いなし!です。
お盆も明け、公示まであと11日間。みんなで力を合わせてがんばりましょう!