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日中、奈良市議選の応援 夜は羽曳野で決起集会

2005年07月26日

photo 朝から奈良へ。市長、市議選挙のたたかわれている奈良市で、日本共産党の7人(小林照代、原田栄子、山口ひろし、井上まさひろ、北村たくや、西本もりなお、松岡かつひこ)の市議候補の応援に立ちました。鍵田前市長が議会で不信任となり、市長辞任と議会解散をしたために急きょ選挙となりました。

 いまの市民の多数の願いは「とにかく、鍵田前市長には退場してもらおう」というもの。日本共産党は、この市民の意思と願いを大切にして、「不正は許さない」の1点で、前県教育長の藤原昭さんを独自の立場から「応援」し、当選したら是々非々の立場で臨むことを決めました。

 今回の選挙では、大川元市長時代の「オール与党」勢力も多くが藤原さんを推薦、支持しています。だから、市長選挙だけでなく、市会議員の選挙が大事な意義を持ちます。私は、どの党が伸びれば市政が変わるのか?、政党を選ぶ”2つのモノサシ”があることを訴えました。

 第一は、不正をなくし、清潔な政治を実現できるのはどの党かというモノサシです。今回の市長不信任の直接のきっかけは、鍵田前市長が当然払うべき450万円の税金を払わなかったことにあります。なんと言おうとこれは鍵田前市長が悪い。同時に、「払わなくてもよい」という違法な税金の処理をしたのは大川元市長の時代でした。二人の間で何らかの話があったのです。ならば、「市長の不正」を徹底的に究明し一掃するためには、鍵田氏の追及と、大川市の追及の両方が必要です。

 日本共産党は、この立場で徹底的にたたかってきました。しかし、他の勢力は、鍵田前市長の追及はできても、大川元市長の追及はできません。なぜなら、「オール与党」として自ら大川元市長を支えていたからです。清潔な党、日本共産党の役割は奈良市政でもとても大きいものがあります。

 第二は、市民の暮らしと福祉を守ることができるのはどの党か。そのために税金のムダづかいをなくすことができるのはどの党かというモノサシです。小泉・自公政権は、庶民大増税と社会保障切捨てという国民いじめの”新メニュー”をおしつけ、民主党も同じ方向を向いています。奈良市政でも、高すぎる国保料の値上げに日本共産党以外の「オール与党」が賛成しました。

 日本共産党は、JR奈良駅南の区画整理、平城京跡を破壊する京奈和自動車道など無駄な大型開発を見直し、議員給料の削減、議員の海外視察や「日当」の中止、同和優遇の廃止を提案。これで財源はできる、国保料の引き下げ、医療や介護、子育て支援の充実は十分できると主張してきました。また、市民の運動とスクラムを組んで、子どもの医療費無料化の拡充、国立奈良病院の存続など数々の成果をあげています。

 この党が伸びてこそ、不正のない、暮らしと福祉を応援する奈良市政に変える確かな力となるのではないでしょうか、と7人の候補と7ヶ所でマイクを握りました。雨の中、足をとめて聞いてくれる人もあり関心は高い。最後まで、有権者に私たちの訴えを届けきり、なんとしても解散前の6議席を1議席増へと前進させたいものです。

photo 夕方、奈良を離れ、大阪の羽曳野へ。9月におこなわれる羽曳野市会議員選挙に向けた総決起集会です。400人の参加者で会場は熱気にあふれていました。4人の議員・予定候補(嶋田たかし、若林信一、ささい喜世子、田村けいじ)とともにごあいさつさせていただきました。

 今回の羽曳野の市議選は、私には特別の思いがあります。4年前(2001年)の7月の参院選で、私は大阪選挙区の議席を失いました。その直後、9月の羽曳野市議選で大後退(6人立てて2人しか当選しなかったのです!)。私の敗北も影響したのでは…と申し訳ない思いが募りました。

 しかし、日本共産党は、一度や二度、選挙に負けたからといって、いつまでも落ち込んでいる党ではありません。私も、衆院比例代表近畿ブロックの予定候補として、近畿各地を駆け回り、今日も奈良から戻ったところ。「毎日、元気でがんばっていることをご報告します」との訴えに、会場から大きな拍手をいただきました。あったかいなあ。

 羽曳野の党と後援会の皆さんの4年間も、まさしく日本共産党の不屈性を体現するものだったと思います。羽曳野では、次なる勝利と前進をめざし、二つの面で奮闘・努力を続けてきました。

 ひとつは、議会と住民運動で、”ハンナン言いなり”の市政のゆがみを一貫して追及し続け、とうとう浅田満ハンナン元会長逮捕、福谷剛蔵市長辞任に追い込んだこと。他党議員が、ハンナンに関わる問題となると腰が引けてまともに追及できないなか、事実と道理の力で議会と世論を動かしてきたのは日本共産党の議員でした。そのことを市民もよく見てくれています。昨年夏の市長、市議補欠選挙では、元日本共産党市議の杉山やよい市長候補が相手候補を500票差まで追い込み、若林信一市議候補が見事トップ当選で議会に返り咲きました。

 しかし、これで満足するわけにはいきません。3月議会で若林議員がハンナンがらみの土地の転売問題を追及すると、「オール与党」の議員らは「やめろ」と質問封殺の暴挙に出ました。まったく懲りてないようです。今度の選挙で、日本共産党の議員を4人に増やし、”ハンナン言いなり”ではなく、市民の願いを実現する羽曳野市に前進させたいですね。

 ふたつめは、どんな風が吹こうとも、選挙で勝てるつよく大きな党をつくるために執念をもって努力していることです。先月24日に羽曳野におじゃました際にもつよく感じました。なにせ、「山下さん、夕食は移動の車中で取ってもらいます」と選挙本番並みのスケジュールで、朝から晩まで、新たに党に入ってくれる方を増やす活動にフル回転でしたものね。

 同時に、まだ4人全員当選に必要な党の実力をつけるにはいたっていないのも事実。最後までこの分野で上げ潮をつくって選挙を迎えましょうと訴えました。

 解散・総選挙となればダブル選挙の可能性もある羽曳野。そうなれば望むところです。羽曳野で、ハンナン=強い者にものが言えない「オール与党」が、国政では、庶民大増税、社会保障切捨てなど”弱いものいじめ”を「オール与党」で進めています。羽曳野と国政のダブルでキッパリ審判を下す、そして、4年前の悔しさをダブルで晴らすチャンスですもの。

 会場出口で、「元気が出ました」「今度は絶対に国会へ行って」などの感想と激励をいただきました。ありがとうございました。 

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