2005年07月23日
午前中、比例近畿ブロックの候補者会議。石井いく子副委員長、こくた恵二国対委員長、吉井英勝衆院議員、平松順子さんと私の5人の予定候補が、久しぶりに事務所に一堂に集まりました。 現職議員の皆さんから緊迫する国会情勢について報告を受けました。郵政民営化法案の行方は、政府・与党の幹部も含めて現時点では誰もわからないようで、衆議院議員はポスター作成などで騒がしい状況はすでに過ぎ、金曜日から一斉に地元に帰る議員が増えているそうです。私たちも緊張感を持って日々の活動に当たらねばなりません。 「二大政党」との対比で日本共産党の議席の値打ちを押し出す論戦をより研ぎ澄まし、街頭宣伝など党の風を吹かせる活動とともに、解散・総選挙への最大の備えである「党勢拡大の大運動」成功の先頭に立とうと意思統一しました。会議には、党大阪府委員会の山口委員長、兵庫県委員会の西川委員長、京都府委員会の中井委員長も出席し、党の支部の段階にまで、比例近畿5議席に見合う得票目標を掲げた活動が広がるよう、指導と援助をつよめる問題などで意見交換しました。 正午から、各報道機関による予定候補者の写真撮り。党のポスターの写真撮りと違い、「日本共産党 比例近畿 山下芳生」などと書いた紙を胸の前に自分で持って、10社ほどのカメラマンに次々と撮影されるのですが、なんだか重要事件の容疑者の撮影みたいで、私はあまり好きではありません。それでも、こくたさんなどは穏やかな笑みを浮かべて撮られてました。さすがですな。さて新聞やテレビにはどんな写真が載るやら…。 午後は、大阪憲法会議の第39回総会に出席。足立幹事長が遅れたため、急きょ代表幹事の一人である私が開会のあいさつ。大阪憲法会議は、昨年の総会で、憲法をめぐる重大な情勢に見合う、運動と体制の強化方針を確認し、この1年間大きな役割を発揮してきました。自覚的団体の憲法運動の大阪における共同センターとしても、また「九条の会」の呼びかけに応えた広範な人々との対話と共同でも、模索しながらも新しい到達を築いてきたと思います。 総会では、日本共産党中央委員会政策委員会の松竹伸幸さんが、今年10回目(!)となる来阪で、憲法署名など実際の対話で出される質問や意見にかみ合う形で講演をしてくれました。筆保事務局長から活動のまとめと方針案が提案され、各団体・地域の代表による多彩で教訓に満ちた討論がおこなわれました。改憲派の動きも急ですが、私たちの運動の発展も急速です。そのことを大いに確信にしながら、もっと幅広く、もっと草の根で、憲法改悪反対の運動を展開したいと思います。引き続き、私は副幹事長に選出されました。がんばります。