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兵庫でJRの安全調査 「踏み切りは無くします」の矛盾を痛感 夜は此花区で憲法学習会

2005年07月13日

photo 兵庫県でJRなどの安全調査をおこないました。まず明石市へ。山陽電車の中八木駅付近とJRの土山駅付近で発生した死亡事故現場を視察。8歳と4歳の子どもが線路内に進入し電車にはねられました。もともとは田んぼのまん中を線路が走っていたそうですが、現在は開発によって線路の周辺に住宅がたくさん建っています。電車の高速化も影響したかもしれません。

photo とくにJR土山駅付近は、線路と住宅地、田畑が同一平面上にあり、両者を分離するフェンスもありませんでした。これは危ない。順次フェンスを設置中とのことですが、これは「順次」ではなく、直ちに設置すべきです。(写真は平松順子衆院比例予定候補と大沢たつみ前参院議員)

photo 次いで加古川市へ。JR東加古川駅が長年の住民運動によって橋上駅化されることになったのは喜ばしいこと(現在改札口が線路の片側にしかなく、朝は駅のすぐそばの「開かずの踏み切り」で長時間待たされる。最近まで、踏切から線路内に入って直接ホームに駆け上がる人も多数あったとか)なのですが、駅そばの踏切の幅が狭くて危ないとのこと。現場に行くと、踏切内は車道と歩道の区別はなく、列車通過時にたまった車と人とが当たりそうになりながらすれ違っていました。自転車の前後に小さな子どもを乗せた若いお母さんは「車がいっぱいで朝はもっと危ないです」といいます。

 JRは、歩道の確保など、踏み切りの安全対策について要望すると、必ず「踏み切りは無くしていくのが大方針」と答えるのですが、ちょっと待ってほしい。そりゃ建て前はそうかもしれませんが、では連続立体化で踏み切りが無くなるのは一体いつのことなのか?まったく見通しを持っていないことは、東加古川の駅舎をこれから橋上化する計画を見れば明らかではありませんか!「踏切を無くす」といういかにも「安全第一」に聞こえる言い方で、実際は目の前の危険を放置するJRの姿勢を、一度正面から追及しなければなりません。

photo 調査の最後はJR元町駅。いわずと知れた神戸の中心地。私もこの駅は時々利用するのですが、ホーム上にいつもプランと垂れ下がる一本のロープを「なんじゃこれは?ペンキ塗りたてのお知らせか?」と不思議に思っていたのですが、なんと、新快速が通過する際の危険防止用なんだそうです。「それならもっとちゃんとしたものにせいよっ」といいたい。しかも、大人の身長くらいの高さから長いロープが張られている場所もあり、子どもにとっては何の危険防止にもなっていません。まじめに「安全」について考えているとはとても思えない光景でした。

 日本共産党衆院比例近畿ブロックでは、先月のJR西日本との交渉に続いて、各府県ごとにJR支社との交渉を進める予定にしていますが、きょうの状況も踏まえて厳しく臨みたいと思います。各現場には、平松順子衆院比例予定候補、味口俊之衆院1区予定候補、堀内照文参院兵庫選挙区予定候補、つばきの利恵、辻本たつや両明石市議、山川ひろし、中村てる子両加古川市議、だんの太一神戸市議、そして大沢たつみ前参院議員が同行してくださいました。ありがとうございました。

 元町の大丸前で街頭演説を行い、大阪に戻り、夜は此花区労働者後援会の憲法問題学習会で講演。「此花区は軍事工場があったため大阪の8回の空襲のうち6回も対象となった」「黒焦げになった赤ちゃんをお母さんが抱きしめていた。本当の地獄だった」「子どもも学校で勉強する暇はなく芋作りばかりやらされた」などなど、年配の方からこもごも”此花区の戦争”が語られ、平和への思いを固めあいました。

photo (写真は此花区での講演)

 

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