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和歌山へ 「しょうゆのふる里」の湯浅町、「稲むらの火」の広川町などを訪ねました

2005年07月18日

 今日も暑かったですねー。やはり梅雨明けでしたか。私は一日和歌山におじゃましていました。湯浅町、吉備町、広川町など有田郡での活動でした。ずっと同行してくださった松坂ひでき県議、垣端峯夫湯浅町議には感謝です。

 湯浅町といえば「しょうゆのふる里」として有名ですが、同町北町界隈ではそのしょうゆ造りの歴史と伝統的な町並みを生かした町おこし運動が活発だとのこと。さっそく訪ねてみました。

photo 麹屋、味噌屋、しょうゆ屋が軒を連ねる北町通りに近づくと、ほのかにしょうゆと味噌の香りが漂っています。通りの入り口にある麹屋のご主人津浦さんが、優に百年は超えている古いおうちのなかを案内してくれました。一升盛の麹蓋と呼ばれる木蓋など、昔ながらの道具とともに、江戸時代の北町の町並みを復元した模型も。津浦さんが古い屏風絵を参考に手作りで作成されたそうで、町おこしへの情熱が伝わってきました。

photo 北町通りには格子の残る家屋が多く、ぶらりと歩くだけでとても心が落ち着きます。現在、住民と研究者が力を合わせて伝統的建造物群の指定をめざしています。軒下にぶら下がる雰囲気のある行灯や、格子に取り付けられた“せいろ”の中の古道具の展示は、すべて住民の手によるもの。そうした努力もあり、まさに町全体がミュージアムという感じです。観光で立ち寄ったと思われるも人たちの姿もけっこうあり、通りはにぎわっていました。

 松坂県議と垣端町議には通りのあちこちから声が掛かります。私と同世代の松坂県議は2年前の県議選で、3度目の挑戦で初当選し議員となりました。体は大きいのに腰が低く、通りに住むおばあちゃんたちは「ほんまにええ人が通ってくれた」と松坂議員の手を握りしめてなかなか離しません。保守的な町で、しかも3人区で勝利するには並大抵の努力ではなかったと思いますが、古い町に永く住む人々にすーっと溶け込む人気者ぶりにとても感心しました。この姿勢とガッツは学びたいと思います。

photo 湯浅町と広川を挟んだ広川町では、小泉首相がインド洋大津波直後の首脳会議で紹介した「稲むらの火」の浜口梧陵が築いた広村堤防を視察。1854年の安政南海地震の際、村人を避難誘導した浜口は、将来の大津波に備えて堤防を築きました。田や船を失った農漁民に働く場を与え救済する目的もあったといいます。この堤防は、1946年の南海地震津波から村の主要部の街並みを護ります。堤防の上に立ち、地方の先人の偉業に深い感動を覚えました。

photo こうした訪問・調査活動とともに、街頭演説(写真は松坂県議と)や特定郵便局関係者との懇談、ホームと列車の間が、高さ、奥行きとも数十センチも離れているJR藤並駅の視察など、盛りだくさんの内容でした。山田真里湯浅町議、堀江真智子吉備町議にもお世話になりました。帰りに湯浅のしょうゆと金山寺味噌をいただきました。歴史と伝統とともに、人々のふる里への熱い思いを感じながら味わいたいと思います。ありがとうございました。


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