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起て、多喜二 そして”多喜二の党”

2005年06月25日

 「起て、あんちゃん。もう一度みんなの前で起ってみろ」

 演劇『小林多喜二 早春の腑』のラスト。母がそう叫んで天皇制権力に殺された多喜二の遺体を抱きしめる。いちばんの感動場面です。熱いものがこみ上げました。

 なぜ多喜二は殺されたのか?小料理屋の酌婦加代を深く愛した純粋さゆえか?初月給で弟三吾にバイオリンを買ってやり、母タキを気遣うやさしさゆえか?いいえ、違います。多喜二が日本共産党員であり、天皇制権力と資本家階級の横暴をペンの力で暴く勇気を持っていたからです。

 しかし、恋人への想いが純粋だからこそ、家族に対してやさしいからこそ、多喜二は、その人たちを含むすべての人間にたいする搾取と抑圧をゆるさぬ勇気を持ったのだと思います。そして、日本共産党員となったのだと思います。

 この党はそうしてつくられた党なのです。いま、首相の靖国参拝や憲法改悪、庶民増税など、人々が人間としての尊厳をもって生きることを許さない企てがひたひたとすすめられています。そんないまの時代こそ”多喜二の党”が毅然として起ちあがらなければなりません。

 多喜二の遺体の横に置かれ、スポットライトに照らされた白い花束。それを凝視しながら、私は、いまを生きる日本共産党員としての誓いを立てたのでした。

                  ※
 
 6月25日は夕方まで柏原市で活動。9月の市議選に向けて、午前中は「党綱領と3中総決定の学習会」で90分の講演。30数人の党員が参加してくれました。あらふじ光子、和田周二、橋本みつおの各市議もかけつけてくれました。午後は猛暑の中、街頭演説。こういう日の宣伝はいつにもまして値打ちがありますね。柏原の皆さんと必勝を誓い合い、『小林多喜二 早春の腑』の観劇に向かいました。

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