日中友好協会大阪府連の55周年記念レセプションに参加しました。直前の総会で新会長に選出された渡辺武さんや、来賓として出席されていた中国駐大阪総領事館の劉志堅領事らと親しく懇談させていただきました。(写真は、渡辺新会長をはさんで、劉領事と私)
劉領事は、大阪に赴任されて2年になるそうで、以前は札幌、東京にもいたことがあるとのこと。流暢な日本語で中日友好への希望を述べられました。私は、日中友好の障害となっている首相の靖国神社参拝問題について、懇談した大阪の経済人からも「アジアへの挑発行為」「大局を見ない外交」との批判の声が上がっていること、井戸端会議の話題にもなっていることを紹介し、この問題を、日本の起こした戦争とはなんだったのかを、国民みんなで考えるチャンスにしたい、とあいさつ。日本共産党として全国でビラを全戸配布することにしたことも紹介しました。劉領事は、大きくうなずきながら聞いてくださいました。(写真は、あいさつする劉領事)
第二部で講演された大西広・京都大学大学院経済学研究科教授・上海センター事務局長とも多彩なテーマでお話ができました。残念ながら先生の「最近の経済トピックスから見る中国」と題した講演を聴くことはできなかったのですが、急成長する中国経済と日本との関係を、否定的にではなくポジティブに語る先生に大いに刺激を受けました。それと、大西先生が、日本共産党の参院議員の大先輩、京都選出の神谷新之助さんの娘婿と知ってビックリ。今度、全国の国立大の職員労働組合の委員長になられるそうで、組織拡大に力を集中しているとのことでした。
会員の皆さんによる太極拳の演技もあり、楽しく有意義なひと時を過ごすことができました。
きょうは、淀川民主商工会の総会で、50分ほど憲法問題の記念講演。そのあと、東淀川の民主商工会の総会に駆けつけごあいさつさせていただきました。