小泉首相の靖国神社参拝問題で、淀川区内を大型宣伝カーで宣伝しました。

　私は、国会で志位委員長が、靖国神社が日本の戦争を｢自存自衛｣｢アジアの解放｣のための戦争だった、日米開戦の責任は米国側にあったと主張していることを指摘し、小泉首相の｢侵略への反省｣という立場と両立するのか、と迫ったことを紹介。

　小泉首相は、「靖国神社の考えは、政府とは違う」「日本は戦争を起こしたわけですから、戦争責任は日本にある。戦争を避けられたのではないかと、あくまでも戦争を避ける努力をしなきゃならなかった」「私は、靖国神社を参拝することによって、戦争を正当化するつもりはまったくありません。どうかそこを誤解しないでください」と答えざるをえませんでした。
　　
　志位委員長が述べたように、「誤解しないで」というならば、参拝を中止すべきです。首相の靖国参拝が戦争の正当化にお墨付きを与える結果になるのですから。

　私は、アジアとの友好を広げるためにも、60年前の戦争がどういう戦争だったのか、国民一人ひとりがよく考え、侵略戦争を美化する動き、憲法改悪の動きにストップをかけましょう、と訴えました。

　街頭での訴えに、スーパーで買い物する人も、交差点で信号待ちの人も、公園で遊ぶ子どもたちも、その多くが耳を傾けてくれ、なかには手を振ってくれる人もありました。この問題での関心の高さ、世論の健全さを感じます。小泉首相が、参拝を断念するまで、運動を強めたいですね。

　宣伝には、てらど月美府会予定候補も同行してくれました。ところで、もうひとつうれしい反応が。宣伝カーのアナウンサーのNさんが「山下さんの今度のポスターすごくいいですね。さっき此花区委員会で1枚もらってきました」とおっしゃるではありませんか。思わず「ありがとうございますっ」とお礼。｢やさしさが伝わる政治に｣とのコンセプトで作成したスタッフの努力の賜物です。大阪5区内に張り出された演説会告知ポスターにふさわしい候補者として成長するよう、いっそう精進したいと思います。