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滋賀へ びわ町橋本健町長と懇談 虎姫町議選の応援

2005年05月20日

 滋賀県へ。22日投票の虎姫町議選の応援です。

 虎姫町に入る前に、隣のびわ町の橋本健町長を表敬訪問。橋本町長は、現在全国に12人いる日本共産党員首長のお一人です。1999年12月に就任以来2期目で、就学前までの乳幼児の医療費無料制度を地域でいち早く実現するなど、子育て支援に力を注いでこられました。

 びわ町は、来年2月に隣の長浜市と合併することが決まっています。町民アンケートで合併の是非を聞いた結果、多数の町民が長浜市との合併を望んでいることがわかり、町として合併を選択したそうです。現在、長浜市の市長と調整協議を重ねているそうですが、橋本町長のがんばりもあり、びわ町の保育、乳幼児医療の高い水準は継承される方向になったとのこと。県の助成がカットされた障害児医療の分野でも、自己負担増とならないよう協議中だそうです。

photo 感心しました。町長としてはもちろんのこと、合併により町長でなくなることが決まってからも、住民の利益第一に奮闘する橋本町長の姿勢に、これっぽっちの私心もない日本共産党員首長の真骨頂を見る思いです。心より敬意を表し、最後までのご奮闘を願って、びわ町を後にしました。

 さて、虎姫町議選ですが、ここでの住民感情はなかなか複雑です。虎姫町は何年も合併問題に翻弄されてきました。住民の多くは、長浜市との合併を望んでいるのですが、さまざまないきさつから合併計画が二転三転(当初の1市13町による合併計画が破たんしたのに続き、1市9町、そして6町による計画も破たん)し、当面は単独で町政を継続することになりました。

 どんな論戦がいいのか、悩みながら両輪(りょうわ)紀久夫候補の事務所に着いたのですが、話をうかがって納得しました。町民が関心を持っている長浜市などとの合併問題については、日本共産党は、情報公開と住民合意によってすすめること、同時に、合併問題にかかわっても、どうしても解決しなければならないのが同和問題であることを訴えているというのです。

 虎姫町では、かつて、部落解放同盟など一部の有力者によって同和事業が食い物にされ、不公正がまかりととおっていました。「有権者ニセ登録事件」や二年間の議会未開催など異常な事態も相次ぎました。そのたびに「町当局が主体性をもって、公正で民主的な同和行政をおこなわなければ、真の部落差別解消にもならないし、虎姫町の発展もない」と主張し、町政正常化に奮闘してきたのが日本共産党の両輪紀久夫議員(初当選は27年前)なのです。

 現在、両輪候補が力を入れているのが、町営改良住宅の譲渡の促進です。虎姫町は全住宅戸数の3分の1が同和関連住宅。なかでも町営改良住宅(2戸1の住宅)が多く、町財政の負担となっています。両輪候補は、議会でいち早く、入居者への有償払い下げを提案、同和地区出身の議員とも相談し、今春そのための条例が成立しました。同和地区の自立したまちづくりにとっても、町財政の健全化にとっても大きな成果です。

photo どんな暴力や脅迫にも立ち向かい、真の部落問題解決のために奮闘してきた日本共産党の両輪候補。合併問題など、町政の大事な時期だからこそ、勇気を持ってきっぱりものを言う議員が必要なのではないでしょうか、という訴えは多くの町民の共感を得られると確信しながらマイクを握りました。なんとしても勝利を!

photo 帰路、琵琶湖に沈む夕日がきれいだったので車窓からパチリ。

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