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有意義な交渉でした。ダム、河川改修問題で国土交通省近畿地方整備局に申し入れ

2005年05月10日

photo 今日は、国土交通省近畿地方整備局に出向き、「淀川水系におけるダム事業の中止と河川改修・整備の緊急実施」を求める申し入れをおこないました。

 淀川水系の5ダム(滋賀県余呉町の丹生ダム、同大津市の大戸川ダム、大阪府箕面市の余野川ダム、三重県伊賀市の川上ダム、京都府宇治市の天ヶ瀬ダム)の建設事業は、すでに目的も必要性もなくなっています。利水面では「水あまり」が顕著ですし、治水面でも昨年の集中豪雨・台風の教訓から、ダムに頼るのではなく、脆弱な堤防の補強など河川の整備こそ急務であることが明らかになりました。

 学者や水辺環境団体などによる「淀川水系流域委員会」(近畿地方整備局の諮問機関)も、1月にダム事業の抜本的見直しを求める意見書を出しています。

 申し入れには、近畿各地の府県会議員、市会議員など20人が参加。水利用者である各自治体がダム事業からの撤退を検討していることを訴え、「現在、ダム本体工事が凍結されているのに、道路などの関連工事が進められているのはおかしい。直ちに中止すべきだ」と指摘しました。

 非常に有意義な申し入れになりました。たとえば、猪名川流域の問題では、銀橋狭窄部(橋の橋脚付近の大きな岩が河川断面を狭くしているため、大雨が降るとよく川が氾濫するのです)を開削してほしいとの地元住民の要望に対し、整備局河川部河川計画課から「開削する方向で進めています。前提となる下流部の築堤のための用地買収も完了しています」との回答を得ました。

 これは朗報です。これまで開削するのかどうかも明らかでなかったのに、方向性と進捗状況、問題点まで明らかになりました。私は「そういう情報を住民に開示することが不安を軽減することになる」と評価し、「私たちも行政と協力できる点は協力して、住民の不安解消に力を尽くしたい」と述べました。

 東京の本省での交渉と比べると、担当官も現場をよく知っているので話が具体的に進みます。こうした機会を様々な分野で増やし、「要求あるところ日本共産党・近畿ブロックあり」を実感してもらえるようにしたいと思います。

 

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