今日は、午前中予定していた講演が急遽なくなったため、このところ妻が準備のためにモーレツにがんばっていた「菜の花子どもフェスティバル」の会場を覗いてみることにしました。びっくりしました。会場のＪＲ住道駅前広場（大東市）は、小さい子どもを連れた若いお母さんたちでいっぱい。ざっと4〜500人はいるでしょうか。ステージ前では、子どもたちが人形劇を食い入るように観ています。その周りには、こま回しや輪投げなど遊びのコーナー、バザーやフリーマーケット、子育て支援の情報掲示板などがあり、どこも親子連れでにぎわっていました。

　どこからこんなにたくさん若いお母さんたちが集まってきたんだろう？いったいどこで情報を得たんだろう？駅前をたまたま通りかかった人たちだけでは、とても説明できません。

　妻たちスタッフの説明によると「最近の若いお母さんたちのつながりはすごいよー」とのこと。小さな子育てサークルがあちこちに生まれ、それぞれが情報交流しているといいます。確かに、このにぎわいは、そうしたネットワークの威力なのでしょう。ひとりぼっちの子育てに悩む若いお母さんが増えていると聞いてはいましたが、その人たちが子育ての情報とつながりを強く求めていることがよくわかりました。昨年、民間保育園を退職し、仲間たちとＮＰＯ法人「子育て支援ネット　ちゃおちゃお」を立ち上げた妻の先見性に脱帽です。

　ボランティアでご協力して下さった皆さん、本当にお疲れ様でした。地域の中で、あたたかく子育てを支援する人の輪がもっともっと広がればいいですね。

　午後、二男の高校入学手続きに同行。それにしても私学の学費は高い！入学金が20万円超、授業料などの納付金が年間60万円超です！わが家の財政運営とともに、私学助成の抜本的な拡充がどうしても必要です。これからは直接の当事者として積極的に運動したいと思います。