2005年03月26日
3月26日。滋賀県へ。近江八幡市でおこなわれた滋賀県日本共産党後援会の総会で憲法問題の講演です。吉田和夫後援会長、奥谷和美党滋賀県委員長のごあいさつの後、弁護士でもある野村裕後援会副会長が「比例代表の近畿ブロックには5人の候補者がいます。後援会幹事会で議論して、そのお一人の山下さんにいっぺん講演をしてもらおう。短いあいさつや選挙のときの演説でなく、じっくりお話を聞いて、山下さんの人となりを知ってもらおうとなりました」と私を紹介してくださいました。なるほど、そういうことだったんですね。なんで私が滋賀県で憲法の講演なんだろうと思っていたのですが、ありがたいことです。
私は「憲法改悪に反対する壮大な国民的共同を草の根から」と題して40分あまり講演。小型武器規制に大きな力を発揮している日本国憲法の値打ちを知り「憲法よ、君は国内ではこんなにいじめられているのに、世界ではものすごくがんばっていたんだね」と思わず抱きしめたくなったこと、宮沢元総理でさえ「憲法9条は務めを果たしてきた。どういうことがあっても日本は国外で武力行使すべきではない」と発言しているときに、私たちが「あの人は自民党やからアカン」なんて思ってはいけないことなど、できるだけ私の思いもこめてお話させていただきました。100人を超える方々が熱心に聞いてくださいましたが、さて「人となり」は伝わったしょうか。 大阪に戻り、夕方、来阪中の党中央国際局次長・元参院議員の笠井亮さんと合流し食事。笠井さんと私は参議院で6年間いっしょに活動し、ともに国会対策の仕事に当った間柄です。お互いの近況報告と、内外情勢について話が弾みました。