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資料請求で議員辞職勧告!?奈良・香芝市議選の応援

2005年03月09日

 午後から奈良へ。香芝市議選(3月20日告示、27日投票)の応援です。藤本みや子、あしたか省五両市議とともに市内6ヶ所で街頭宣伝を行いました。

 香芝市は、国や県の言いなりに大型公共事業を優先してきたため、市の財政が危機に瀕しています。借金がかさみ地方債比率は全国689市中663位という悪さ(2003年)。そのツケが市民のくらし、福祉にしわ寄せされ、今春から国民健康保険料が最大3割も引き上げられたり、ごみ有料化が検討されようとしています。

 ここでも、市議会では、日本共産党以外の会派が市長の提案に何でも賛成。しかも驚いたことに、国保料の大幅引き上げが本当に必要性なのかをチェックするために、市当局に資料請求した日本共産党の二人の議員に対し、保守系議員から「議員辞職勧告決議案」が出され賛成多数で可決したというのです。

photo 一瞬、耳を疑いましたが事実でした。「資料請求の態度が威圧的だった」というのが理由だそうです。藤本みや子議員は「市の担当者とは穏やかに話をしました。私が威圧するような人間に見えるでしょうか?」。とても見えません。5期20年のベテランですが、その前の20年間、大阪の上二病院でケースワーカーをされた、とても小柄で物静かな方なのです。

 市会議員が市当局に資料請求したら議員辞職を勧告される議会っていったいなんなのでしょう?これは議会のあり方を根本から問う事件です。「市長と与党のやり方には黙って従え」「歯向かうやつは議会から追い出してしまえ」ということです。議会制民主主義の破壊であり、もはやファシズムです。この恥ずべき暴挙に加担した議員・会派の側こそ、議会に身をおく資格を問われなければなりません。

photo しかも、今回、辞職勧告決議案を提案した人物は、かつて暴力事件を起こし、日本共産党議員から辞職勧告を突きつけられた経歴があるというのですからあきれてしまいます。そのときの腹いせなのでしょう。「民主主義を守るために、今回の暴挙に加担した者たちに、党派を超えた審判を下していただきたい!」。私は怒りをこめて訴えました。

 五位堂駅前で、客待ちのタクシードライバー二人が、途中からおしゃべりをやめ演説に聞き入り大きな拍手。「ためになる話を聞かせてもらいました」と。国政で自民、民主の「二大政党」が手を携えて消費税増税に突き進むなか、身近で市民の暮らしを守る日本共産党の2議席で議案提案権の確保へ、手ごたえありです。

photo ところで、五位堂駅は近鉄沿線で大阪から最も近い急行停車駅。香芝市の人口は奈良県で最も急増しています。あしたか省五議員によると、その多くが大阪からの流入だそうで、市民の平均年齢は38歳ととても若い。宣伝カーで走っていると、小高い丘を這い上がるように新しい住宅が建っていました(写真)。子育て世代の要求をしっかりつかむことも大事だと感じました。

photo 香芝市を離れて、夜は大和郡山へ。自治体労働者との懇談です。党奈良県委員会の豆田書記長、田中美智子県議もいっしょでした。奈良でも「行革」の名による民間委託、指定管理者制度の導入が進行していました。自治体職員の労働条件だけでなく、住民サービスの向上も考えた、高い水準の対応が求められています。各分野の状況と悩みがリアルに報告され、「大いに知恵を出し合いましょう」となりました。貴重なお話ありがとうございました。 

photo 大和郡山の会場には名産の金魚が。とてもきれいだったのでパチリ。

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