2005年03月06日
「大阪解放戦士の碑」運営委員会が主催する2005年度合葬追悼会・遺族交流懇親会に参加しました。 わが国の進歩と革新、平和と民主主義を求める今日の運動は、有名、無名の先人たちの苦労と努力によって築かれてきました。 先人たちの業績を讃え、活動を学び、その遺志を受け継いで活動することを誓い合うとともに、遺されたご遺族の皆様を励ますことを目的に開催されるのが解放運動無名戦士合葬追悼会です。 合装追悼会は、フランスのパリで世界で初めて労働者の手で権力を打ち立てた1871年のパリ・コンミューンの記念日にあたる3月18日に毎年、東京の日本青年館と青山霊園にて開催されます。1990年からは、生駒霊園につくられた大阪解放戦士の碑の前でも合葬追悼会がおこなわれています(5月)。 今日は、昨年以前に亡くなられ新たに合葬される方々のご遺族のつどい。大阪では93名の方が合葬されます。名簿には、大阪の各地各分野で奮闘された方々のお名前と経歴が。大阪府知事を2期務められた黒田了一さんや私が当選した参院選挙で大変お世話になった倉田かつ末さんの名もあり、あらためて恩人を失った悲しみとくやしさがこみ上げてきました。 私はご遺族の皆様に「亡くなられた方々が刻まれた一つ一つのたたかいの積み重ねによって歴史はつくられてきたのだと思います。真理は必ず勝利する。悲しみを乗り越え、故人の遺志を受け継いでお互いにがんばりましょう」とごあいさつさせていただきました。 昼食をとりながらご遺族全員から故人の思い出が語られました。どなたも故人への愛情と、故人の社会進歩の事業への情熱を、声を詰まらせながら語ってくださいました。 「主人は、日本共産党を信じ、日本共産党のために生きてきました」 胸が熱くなりました。清冽な気持ちになりました。故人たちの思いを引き継ぎ、故人たちの成し得なかった事業を必ずやり遂げたい。深く心に誓いました。
午後、門真市の井上まり子市議の「早春の集い」へ。会場の大池町自治会館は、独身時代のひととき住んでいた地域でなつかしかった。50人の参加者で会館は満員。「いっしゃん」こと石橋前議員が司会、吉松党門真市議団長が「歩く生活相談所」と呼ばれる井上議員の2年間の実績を紹介。私は「国政と日本共産党の役割」について40分の記念講演をさせていただきました。