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寝屋川教師殺傷事件 私たちにできることはなにか

2005年02月17日

 寝屋川中央小学校で起きた教師殺傷事件は大きなショックでした。4年前の池田小学校の場合と違い、卒業生が先生を訪ねてくる形で起こした事件です。学校の警備体制を強めるだけで防げるものではありません。なぜ少年はあんな事件を起こしてしまったのか、どうすれば子どもたちの”心のゆがみ”をただすことができるのか、そこが問われているのだと思います。

 この問題を考えるとちょっと暗い気持ちになってしまう私でしたが、今朝自宅に1枚のファックスが届きました。「日本共産党大東・深野支部からの報告」でした。事件の翌日(15日)が定例の支部会議だったそうです。そこで隣の市で起きた事件を会議で取り上げました。

 日本共産党第23回大会決議の第7章に「社会の道義的な危機を克服する国民的な対話と運動を」という提起があることを思い出し、コピーして読み合わせ、学習・討議したそうです。会議に参加した6人の感想が報告されていました。

 「大会決定の奥の深さを感じた」「子どもが安心して話せる場所がいる」「市の児童センターの役割を強める必要がある」「自治会の集会所や公民館を子どもに開放しては」「地域の子どもを守る党支部の政策が必要だ」「地域での子どもに集団の組織化が必要では」「本来開かれているはずの学校が隔離されている。その中で日の丸・君が代が押しつけられている」「住宅内でも子どもの姿が見えず、声が聞こえなくなっている」「引きこもりが話題になり、悪い注目を受けるようではいけない」「地域の人のつながりを作っていくことが大事だ。かつての深野小子どもまつり
のように大人が力を合わせてとりくむ、大人の交流も大切ではないか」「子どもの心を開かせ、理解するために、大人のネットワークが大切」

 そして、大会決定では「子どもの成長を支えあう草の根からのとりくみ」が提起されている。地域の中には、リズム体操や子育てネット、家庭文庫、里山体験会など「多面的なとりくみ」がある。これらを応援し、広げ、交流しよう、となったそうです。

 うれしくなりました。励まされました。事件をきっかけに、地域と社会が、大人と子どもがゆっくり成長できる安心感のある場所になればいいなと思います。みんなで考えあい努力したいものです。

 今日は一日、党大阪府委員会で各種会議でした。

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