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小学生の女の子が「ゆうてることあってるよー」

2005年02月08日

 西淀川区で宣伝活動したときの話です。あるマンションのそばで宣伝カーを止めました。マンション前の広場には女の子が5人、寒風にも負けず追いかけっこをして遊んでいました。小学校の低学年くらいでしょうか。

 北山良三市会議員がマイクを握ると、ものめずらしいのでしょう、女の子たちは宣伝カーの前に集まり、ニコニコ顔であいづちを打っています。私は女の子たちに近づいて話しかけました。「寒くないか?」「暑い」。元気です。「戦争はしたらあかんはなあ?」に一同「うん」とコクリ。「弱いものいじめもしたらあかんはなあ?」にまたコクリ。そんなことは子どもにもわかるようです。

 北山さんからマイクを受け取った私は、女の子たちとのやり取りを紹介したうえで問いかけました。

 「子どもたちにもわかることが、なぜ大人にはわからないのでしょうか。なぜ大人たちは戦争をするのでしょうか。戦争のない世界をつくるために、大人たちが力を合わせるべきではないでしょうか」

 「残念ながら日本の政府は、戦争のない世界をつくることに背を向けています。ヒロシマ・ナガサキのある国なのに核兵器をなくすことに消極的です。憲法9条のある国なのにイラク戦争を間違いだと言えません」

 「それどころかアメリカに言われるままに憲法まで変えようとしています。憲法9条を投げ捨ててしまったら、アメリカの戦争を応援するだけではすまなくなります。日本の艦船が外国にミサイルを撃ち込むことになるでしょう。日本の戦車が外国の街を焼き払うことになるでしょう。そして日本の若い兵士が外国の子どもや女性を撃ち殺すことになるでしょう」

 「そんなことは絶対に許してはなりません。平和を守ろう、憲法を守ろうという一人ひとりの声を大きく束ねようではありませんか」

 演説を終え、宣伝カーに乗り込み発車しようとしていたときのことです。さっきまで元気に走り回っていた女の子たちが、また集まってきて横一列に並ぶのです。お見送りかな、と思っていると女の子たちがいっせいに声を上げました。

 「せーの、いうてることあってるよー」

 クーッ、うれしいじゃありませんか。「ありがとうがんばるからな」と手を振る私。元気に手を振り返してくれる女の子たち。彼女たちの未来に平和な世界と日本を――しっかりと心に誓いました。

 今日は一日講義の準備と資料整理でした。

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