いい話を聞かせてもらいました。90歳になるおばあちゃん党員の話です。
おばあちゃんは「人の役に立ちたいと思って」一年半ほど前に日本共産党に入りました。そして新潟中越大震災の被災者に何かできないかと考えました。「ちゃんちゃんこを送ろう」。それがおばあちゃんのこたえでした。得意の針仕事でちゃんちゃんこを縫い上げて気がつきました。「綿を買うお金がない」。
おばあちゃんは自分の入っいる党の支部に相談します。綿の入ってないぺしゃんこのちゃんちゃんこを見た支部の仲間たちはすぐに決めました。「綿は支部のみんながカンパする。だからおばあちゃんは何も心配しないでたくさんちゃんちゃんこを縫ってください」。
おばあちゃんはがんばりました。段ボール箱にいっぱいのちゃんちゃんこが仕上がりました。ぺしゃんこでなく綿でふくらんだちゃんちゃんこが。支部の仲間たちはおばあちゃんの手紙を添えてちゃんちゃんこを新潟に送りました。
おばあちゃんの話を支部ニュースで知った男性党員は「自分も何かしなくては」と新潟にボランティアに向かいました。男性党員が現地の日本共産党救援センターで見たものは、壁に貼られたおばあちゃんのちゃんちゃんこと手紙、そして全国から駆けつけた大勢のボランティアたちの姿でした。男性党員は涙が止まりませんでした。
今日の党大阪府委員会の総会で河南地区委員会の前川副委員長から聞いた話です。松原のある地域の支部の話だそうです。日本共産党が昨年の台風・豪雨災害、新潟中越大震災の被災地に送ったボランティアは総数1万2千人。集めた募金は2億円を超えました。そのひとつひとつに、おばあちゃんのようなドラマがあるのだと思います。困った人を放っとかない――それが日本共産党の原点です。
夜、東淀川区の党と講演会の新春の集い。今日も芸達者ぞろいで驚きました。「銭太鼓」(銭亀クラブ)、「増税怪獣とたたかう統一戦隊・業連ジャー」(業者後援会)、「フラダンス」(新婦人内後援会)、「おくにことばで憲法を」(豊新上新庄後援会)など多彩。私も「二人羽織」に初挑戦しました。あー楽しかった。
(写真上)ピタリそろった「銭亀クラブ」(どんなクラブ?)
(写真中)メチャ乗ってた「フラダンス」
(写真下)私も「二人羽織」に挑戦。お盆の上には、おでん、サンドウィッチ、ビールが…。着物姿は動きを指示する「ギター侍」。