入院中のくつぬぎタケ子元参院議員を見舞いました。1973年の参院大阪地方区補欠選挙（定数1）で劇的に勝利し、以来92年に引退するまで大阪を代表する政治家として数々の実績を築いたくつぬぎさん。95年の参院選挙で私が大阪選挙区の候補者となってからは、大先輩として様々なアドバイスや激励をしてくださっています。

　私の顔を見るなり「どうやって来た？」。「電車で来ました」というと「わざわざありがとう」。はっきりした口調で安心しました。今日これから京都の演説会に向かうこと、和歌山、赤穂にも行ったことを報告すると、「遠いところばっかり行くんやなあ」。「はい。でも行ったところは皆さん喜んでくれています」に「それはええ。大事なことや」。「奈良の橿原には一回行ったらまた来てくれと、もういっぺん行くことになりました」に「はっはっは」。

　「岩をもこじ開けて」国会に返り咲いたくつぬぎさん。一日も早いご回復を祈りつつ病室をあとにしました。

　今日は、東淀川区の阪急上新庄駅で早朝宣伝。石川かんじ大阪市議、堀ちさ子府政対策委員と。この駅は乗降客が多くやりがいがあります。軽トラとハンドマイクが注目をあつめました。

　日中は此花区で活動。せと一正大阪市議と街頭宣伝。大阪市の市バス・地下鉄の「敬老パス」が継続になったことを報告すると、通行する高齢者がみんな「よかったねー」「うちのお父さんも70になった。どこでもらえるの？」など対話がはずみます。

　党高見支部主催の懇談会には20人が集まってくれました。たつみ孝太郎府政対策委員も加わり、阪神淀川駅のエスカレーター設置問題（昨年末、党支部独自で阪神電車と交渉しました。大したものです）、介護保険問題などが話題になりました。

　夜は京都・伏見区で国政懇談会。京阪電車で京橋から丹波橋に。党伏見地区委員会の団野委員長に迎えていただき会場へ。120人の参加者でいっぱい。衆院京都3区の石村かず子さんは着物姿で情感込めた訴え。私の30分の講演の後、5人の方からご意見やご質問をいただきました。

　「国民の立場に一番立つ共産党がなぜ伸びないのか。残念でしょうがない。我々に、この点弱い、こうしてほしいということないか」「大阪の大正区（定数1の府会議員選挙で小谷みすず府議が3回連続当選しています）は運動の仕方が違うのか」「明るくこんにちはとあいさつするなど日常活動が大事ではないか」などとても活発な討論になり心強く思いました。

　終了後、会場出口で握手。「とても面白いお話でした」など、喜んでもらえてよかった。伏見のみなさん、近畿はひとつでがんばりましょう。