やりました!大阪市の「敬老パス」が05年度も継続されることが決まりました。市民の世論と運動の大きな成果です。
70歳以上の市民が無料で地下鉄・バス・ニュートラムを利用できる「敬老優待乗車証(敬老パス)」は、30年以上大阪市の制度として定着しており、お年寄りの生きがいの支えになっています。ところが、昨年、大阪市財政局は「今後、市の財政が大きな収支不足になる」として「市民サービスの再構築」を提案、そこに「敬老パス」の有料化が含まれていたのです。
各紙も指摘するとおり、ATC(アジア太平洋貿易センタービル)など無計画な大型開発(第3セクター方式)の破綻のツケを、高齢者に押し付けるもので、市民の大きな反発を招きました。「敬老パスを守る会」が各地につくられ、町会の回覧で署名が集められたり、銭湯の番台に署名用紙が置かれたりもしました。12月市会には8万人の請願署名が提出されました。こうした市民の声が、市政を動かしたのです!
ただ、大阪市は「平成17年度は現行どおりとする」としており、「敬老パス」有料化など市民サービスの切捨てをあきらめたわけではありません。引き続き運動をひろげることが大事です。がんばりましょう。
今朝は、西淀川区の阪神姫島駅でたつみ正夫府政対策委員長といっしょに早朝宣伝。その後は党大阪府委員会事務所で一日中、会議とデスクワーク。このところ外回りが多かったのでたまっていた資料の整理と講演準備にあたりました。