午前中、大東市に住むNさんが、日本共産党の本部ビル建設募金と大阪府委員会事務所改修募金に、合わせて1000万円もの寄付をしていただけるとのことで、党大阪府委員会の岩下書記長、渡辺事務局長とともにご自宅に伺いました。
70歳代のNさんは、寄付金を手渡してくれながらおっしゃいました。「このお金は妻と二人で老人ホームに入所するために蓄えていたものです。けど妻は昨年急に亡くなりました。党への寄付は妻の願いでもあると思います」。ぐっと来ました。国家公務員労働者として、また結核療養所の入所者として、差別や偏見とたたかいながらまわりの人から厚い信頼を得てきたNさん。「私もそろそろ死に場所を考えているところです」と穏やかに語る言葉に、多額の寄付に込めた党への思いがにじみ出ます。
「ありがとうございます。Nさんのご期待にこたえて、強く大きな党をつくるために全力を尽くしたいと思います」。私は、一言一言、自分に言い聞かせるようにお礼を述べました。不屈の歩みで党の礎を築いて来られた先輩達の思いを受け継ぎ、なんとしてもあらたな党躍進の扉を開かねば。Nさん、本当にありがとうございました。
午後、党中央地区委員会の「女性講座」で、「党綱領」の2時間の講義。うれしいことに雨の中、40人もの女性達が受講してくれたうえに、「居眠りする人もなく良くがんばったわねえ」と声が上がるほど集中してくれました。感謝です。講義後、「忙しい山下さんがどうやっ学習しているんですか」との質問。私は「学習会の講師を引き受けることが強制力になっています」と回答。すかさず「じゃ私たちが頼んでよかったわねえ」に、思わず「ありがとうございましたっ!」。
「綱領」講義の後半はまた来月。どんな質問、感想がでるか楽しみです。それまでにしっかり勉強しなくては…。