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「戦争中は釣りもできなかった」「万歳したらええことがある」

2005年01月07日

 今日も各団体の新年のつどいのハシゴでした。

 午前中は、新婦人大阪府本部の専従者の新春のつどいに寄せていただきました。昨年から「憲法問題の学習をしたいので話しを」と依頼を受け、1時間程度の心積もりをしていたのですが、昨日確認すると「20分でお願いします」しかも「そのあとビールで乾杯です」とのこと。ムムム、なかなか難しいシチュエーションですな。

 しかしどんな条件でも憲法を語ることができる力を身につけなければ憲法を守ることはできません。直前まで構想を練って、3枚の資料(韓国の超党派の国会議員による自民党改憲草案大綱への抗議声明、宮沢元首相の憲法9条擁護発言、日本政府の国連軍縮代表部大使だった猪口邦子さんの「憲法9条は世界で特別の評価を獲得している」との証言)も印刷してお話しました。時間はきっちり20分でしたが、さて中身はどうだったでしょうか。

photo70人の専従者の皆さんと、乾杯のあとしばしゲームを楽しみました。これがまた新婦人の盛りだくさんの年間行事にちなんだクイズ、新婦人の子組み名を24も書き込むビンゴゲームなど、今年もやるぞという気合あふれるものでした。お弁当もいただいき楽しんだ後は、みんなで難波に出かけ、憲法を守る宣伝署名にとりくむそうです。さすがは新婦人!

photo 夕方は大阪労連の旗開きへ。マリンバ演奏のあと、植田議長があいさつ。冒頭、インド洋大津波の被災国の労働組合と交流のある全労連、大阪労連として労働組合の国際連帯の立場から支援を表明、国民大増税路線とたたかい、労働者の権利を擁護し、戦後60年に憲法擁護の闘争をつよめる決意を表明されました。

 会場にはたくさんの人が。シンガーソングライターのすずききよしさんからは「50年以上運動してるけど、僕は若い活動家にはよく言うの。50年前は負け続けだった。でも大きくジャンプするためには一度かがまなければならないんだって。今ちょうどそのとき。今がんばることが大事なんだって」と、大きな視点に立った激励をいただきました。私の出身職場でもある生協労連の元同僚とも「久しぶりに一回集まろう」と約束して会場をあとに。

 夜は、党吹田摂津地区委員会の新春のつどい。「元気の出る話を」と20分のミニ記念講演。被災者支援、憲法擁護で日本共産党が現実政治と切り結んで果たしている役割をお話し、暮らしを守る運動では”人間としての連帯”の観点が大事ではないかと問題提起、9月の摂津市議選勝利、来る国政選挙での失地回復へ、党の実力をつけようと呼びかけました。

 乾杯のあとテーブルを回ると皆さんから「元気の出る話でした」とのお言葉をいただき一安心。障害者運動をされている方からは「人間の連帯よういうてくれた。うれしかった」と、吹田で毎月行っている「車いすデモ」にご招待いただきました。

 会場には大阪湾会議代表で『週刊つりサンデー』元会長の小西和人さんも。小西さんは「戦争中は釣りをしてるだけで非国民だった。戦争が始まったら釣りは全部ストップになるんです。憲法9条はどんなことがあっても守り抜かなければならない」とスピーチ。
 
 戦争中は釣りができなかったとは知りませんでした。小西さんにお話を伺いました。「そうなんですよ。釣竿をもっているだけで『こんなときになにをやっとるか』といわれたんです。世界でも同じです。台湾では6年前まで舟釣りは禁止だった。岸からの釣りも帽子に写真入りの証明書をつけなければできない。韓国でも、舟釣りは当局から行き帰りのコースを指示される。私もまっすぐ帰ろうとして銃撃を受けました。緊張状態にある国では海岸線は国防線なんです」

 なるほど、平和でなければ海でのんびり釣りはできないんですね。小西さんは30年前から「亜細亜釣魚連盟」をつくり議長をされています。スローガンは「無国界釣魚」すなわち「釣りに国境なし」だそうです。釣りを通じて世界平和を築く壮大な取り組みに感銘を受けました。

photo 会場には、劇作家の井澤先生の姿も。井澤先生は「去年は負け続けでしたなあ。やっぱりバンザイがしたい。そう思うて和泉市議選で友人が当選したんでわざわざバンザイしに行きました。そしたらその後、ネパールから私の功績が認められて表彰されました。やっぱりバンザイしたらええことがあるんですなあ」と会場を明るく沸かせてくださいました。

 小西さん、井澤先生、いいお話をありがとうございました

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