淀川・東淀川地域で訪問・対話と読者の拡大にとりくみました。午前中はあいにくの冷たい雨でしたが、党井高野支部の皆さんと地域を回り、2人の方が「しんぶん赤旗」の読者になってくれました。午後は、淀川生活と健康を守る会の皆さんと会員さんを訪問し4人の読者が増えました。
今日も対話がよくはずみました。「政治家は自分のことしか考えてない」――これがどこでも共通して出される不満です。非常に古典的な不満ですが、いくつもの具体的な根拠があります。
現首相が、落選中に、働いてもいない企業に厚生年金保険料を払ってもらっていたことを問われて、「人生いろいろ、会社もいろいろ」とふざけた発言をすれば、元首相も、業界団体から1億円もの小切手を受け取りながら「憶えてない」とのたまう。庶民感覚からズレまくりです。
こういう人々が、国民に対して、年金保険料を毎年値上げし、受け取る年金額を下げる仕掛けをつくったうえに、中堅サラリーマンに2割もの増税となる定率減税の廃止を打ち出し、「痛みに耐えてがんばれ」と説教をたれるのですから、おとなしいこの国の国民もさすがに心穏やかとはいきません。
肝心なことは、単なる愚痴こぼしでは「のどもと過ぎれば…」で終わってしまうこと。人々の不満と不安、怒りを大きく束ね、政治と社会を変革するエネルギーに変えることが求められています。それが私たちの仕事です。
夜、民青同盟大阪府委員会時代の仲間達と望年会。青年時代、ともに学び、運動したメンバーと年何回か交流し、語り、笑い、涙することは、社会変革の仕事に対する情熱と気概を新鮮にしてくれていいものです。さあまた明日からがんばろう。