午前中、中央党学校で学んだ「党建設論」の内容を、党府委員会勤務員の皆さんに報告しました。

　市田書記局長の５時間分の講義のポイントを１時間半で話しました。「党建設は科学的社会主義の理論の核心ともいうべきもの」「機関紙中心の活動とは」「党員拡大は党建設の根幹」などについて、全国の経験や市田書記局長の失敗談も紹介しながら報告しましたが、「市田さんの味のある講義の中心点が良く伝わった」などの感想をいただきました。

　午後は堺へ。堺へ向かう途中、地下鉄の中でほほえましい会話が耳に入りました。中学生くらいの娘さんとお母さんの会話です。

　娘　「お母さん服買うてくれへん？私の外出着ひとつしかないねんで」
　母　「ひとつあったらええやんか」
　娘　「何でやねん！友達と遊びに行くときいつも同じ服やったら変やんか」
　母　「変なことあらへん。私はフランス人形やねんて言うとき。フランス人形はいつも同じ服着てるけど、かわいい、かわいいって言われてるやろ？」
　娘　「…」

　やっぱり、お母さんのほうが一枚上手のようです。けど、こんな会話は自民党や民主党の二世、三世議員には想像もつかんでしょうなあ…。

　というわけで、堺では「しんぶん赤旗」の読者拡大にとりくみました。岸上しずき府会議員、党五ヶ荘支部の皆さんと一緒です。元府会議員の木下了さんも同行してくださり頭が下がります。

　この地域は古い歴史の町並み。自転車でなければ通れない細い路地が続きます。小さなお寺や神社もあちらこちらに。さすがに年末年始の支度をしているお宅も多く、訪問対話も急ぎ足でした。

　岸上府議が来年から美原町と合併して政令市になる堺市が、大規模開発をますます加速させる計画であることなどを、具体的に紹介すると「なんのための合併なんやろねえ」と皆さん呆れ顔に。庶民を不安にすることばかりの政治を国でも堺でも変えるために、ご一緒に声をあげ力をあわせましょうと訴え、１１人の方が読者になってくれました。

　「久しぶりに大きな成果や。おおきに」と皆さんに感謝されました。こちらこそ勉強になりました。