北朝鮮問題でのわが党の立場をお知らせしようと、宮本たけし前参議院議員とともに、朝から淀屋橋で街頭宣伝に立ちました。電車の乱れもあってか、いつもの倍以上の大勢の人が急ぎ足で通行していました。
大型宣伝カーの上からマイクを握り、「今日は北朝鮮問題を訴えに来ました」というと、通行人の顔が上がり、注目が集まります。この問題の関心の高さがよくわかりました。
日本の鑑定結果を「でっちあげ」と非難している北朝鮮の態度はまったく道理がないこと、うその資料の提供に「特殊機関」が介在していることが浮き彫りとなったこと、北朝鮮の交渉当事者を、拉致問題に十分な責任と権限を持った人物とするよう日本政府が強く求めることが大事であることなどを訴えると、本当によく聞いてくれます。みなさん、拉致問題の現局面をどう考えたらいいのか、解決のためにどういう道すじがあるのか、知りたがっているんだなと感じました。引き続き宣伝と対話を重ねたいと思います。
午前中の会議で宣伝の状況を報告。午後は志位委員長の演説を聞きに北九州市へ。
来年1月たたかわれる北九州市議選にむけた演説会です。会場は厚生年金会館。受付で、「あれ?」となんで私がここにいるのか不思議そうな顔をされながらホールの中へ。広いホールは参加者で満員でした。志位委員長は、日本共産党が現実政治ときりむすんでどんな役割を発揮しているかを、@北朝鮮問題、A国政の重要問題、B北九州市政の問題で1時間あまりたっぷり語りました。
私は演説会ではたいてい舞台の上にいるので、客席正面から演説を聴くのはずいぶん久しぶりでした。共感の拍手あり、どよめきあり、笑いありで、とても参考になりました。さっそく近畿、大阪での活動に生かしたいと思います。
志位委員長の演説終了と同時に、会場を飛び出し、タクシーで小倉駅へ。最終の「のぞみ」に乗り新大阪に向かいました。帰路、先日の党学校のノートに目を通しながら、じっくり復習できましたが、自宅に着いたのは午前0時半でした。
写真:宮本たけし前参院議員(左)と拉致問題で訴える=16日、大阪市(写真提供:しんぶん赤旗)