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北京最終日 万里の長城を見学

2008年12月22日

photo 北京訪問最終日の22日。当初の計画では、福田康夫前首相と胡錦涛主席との会見に随行する予定だったのですが、先方の都合で随行はなくなりました。日程をアレンジしてくれた全青連の万学軍さんはしきりに「申し訳ありません」と頭を下げますが、外交ではままあることなので仕方ありません。

 というわけで、空いた時間を有効に使おうと日本から参加した議員で相談、万里の長城に行くことに。前回訪中時には時間がなくて行けなかったので幸運でした。北京市内から高速道路を1時間余り走ると長城見学地としてもっとも有名な八達嶺(はったつれい)長城に到着。

photo 険しい山々の稜線に造られた全長6000キロメートルもの長城。そのスケールの大きさには圧倒されます。秦の始皇帝が建造しはじめたといわれていますが、現在あるものはそれよりあとの明の時代のものとのこと。

 山上に煉瓦を積んで長城を造る仕事はとても過酷で、苦役の末に息絶える人々も数えきれず、煉瓦と煉瓦のつなぎには人骨が使われたそうです。“城を造りながら自分の墓を造る”という言葉もあると聞き、歴史の深さ、重さに思いを馳せました。

 3日間、充実した日程を組み、親切な案内をしてくださった中華全国青年連合会の皆様に心より感謝いたします。

 北京からの帰りの飛行機が福田康夫前首相といっしょだったので、元中国大使・中江要介さんが書かれた『日中外交の証言』に、1978年、福田赳夫首相(当時)が日中平和友好条約を締結したときのエピソードが載っていることを紹介。「30年前の条約で“異なる体制間の平和共存”を打ち出した意義は大きいと感じます」と述べると、「そうですね。恐縮です」とのことでした。



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