忙しい1日でした。10:00参院本会議。11:10全国生活と健康を守る会連合会(全生連)のみなさんと総務省に要請。13:30生活保護基準の引き上げを求める院内集会。14:00外務省、内閣府より拉致・核問題のレクチャー。15:30総務省、日本郵政に25日の質問通告。16:00非正規雇用問題にとりくむ青年労働者と懇談。
全生連の総務省要請はおもしろかった。@来年十月からの住民税の年金天引きを中止すること、A一律10%への住民税増税を中止し、元に戻すこと、B地上デジタルの移行にともなうチューナー支給の対象を生活保護世帯に限定せず、高齢者、障害者などの低所得者にも広げること、の3点を申し入れたのですが、そこは全国各地で貧困からくらしを守るたたかいをすすめているみなさん。
「月1万5千円の年金からも天引きされる。どうやって生きていけばいいのか」「政府はご飯なんて食べんでもいい。税金と保険料さえ払えばいいと考えているのか」「2兆円の給付金を配るのなら、年寄りにデジタルテレビを配った方が喜ばれる」とど迫力の訴え。応対した中村博彦・総務大臣政務官(参院議員)も「山下先生と席を替わりたい」とタジタジでした。
夕刻、松下プラズマの偽装請負を告発し大阪高裁で松下の雇用責任を認めさせる画期的な判決をかちとった吉岡さん、建設コンサルタント職場の長時間労働を告発してたたかっている浅野さんが来室。昨日の日弁連の院内集会に参加した感想などを交流。「他党の議員も発言したが、山下さんの発言がいちばん僕の気持ちに近かった」とのうれしい感想も。
増大する非正規雇用の問題が当事者の勇気ある告発によって政治と社会の大きな課題となってきました。彼らの願いは「派遣という働き方を世の中からなくすこと」(吉岡氏)です。人間としての“叫び”に応えるために政治の舞台でしっかりがんばりたい。
懇談に熱が入りすぎて、予約していた新幹線に乗り遅れてしまいました。金曜日の夜のうえに3連休前ということもありあとの列車はほとんど満席。1時間ほど待って何とか喫煙車に乗れました。