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うれしい再会とあらたな決意。参院選に向かう演説会がスタートしました

2004/03/06

 7月の参院選挙に向けた日本共産党の演説会が大阪府下各地で始まりました。

 3月5日は、吹田と富田林の2ヶ所で開催されました。候補者の市田忠義書記局長(比例区)、宮本たけし参院議員(大阪選挙区)が弁士を務めるのですが、市田書記局長は近畿全体を担当地域としているうえに党務も多忙なため、大阪の全部の演説会場を回ることはできません。そういう場合は、私もピンチヒッターというか、代理弁士(とても市田さんの代理にはなりえませんが・・・)としてお話しをさせていただくことになります。

 というわけで、富田林の演説会に弁士としてかけつけました。会場の市立公会堂はこれまで何度か話したことのある場所です。到着すると、富田林市議の奥田さん、上原さん、前市議の井川さん、元市議の川本さん、そして衆院大阪15区の中野さんらが歓迎してくださいました。皆さんお元気そうでなによりです。

 控え室で談笑しているところへ、私を訪ねてギターを背負った3人の若者がやってきました。「山下さん、僕らのこと覚えてくれてますか」という彼らを見てすぐに思い出しました。去年の総選挙の前に青年とトーク集会をやったのですが、そのとき日本共産党に入党してくれた青年たちです。「覚えてるとも。元気でやってるかい」と声をかけると、彼らは少し照れくさそうに「はい」。演説の前に舞台で演奏するそうです。わざわざ訪ねてくれるとはうれしいではありませんか。

 たしか彼らのうち二人はある職場でアルバイトで仕事をしていたはずです。身分が不安定で給料も安いことを嘆いていました。そのことを聞くと、笑いながら「正社員になるための試験を受けたんですが落ちました」といいます。「またがんばろうや。今日は君らの魂のこもった歌を聴かせてもらうで」と励ましました。実際、彼らの歌う「ヒロシマのあるくにで」は、毎日の厳しい現実に、逃げずに立ち向かう若者たちの思いが伝わってくるすばらしいものでした。がんばれよ青年。

 彼らの思いも胸に刻んで、私は演説で「青年の就職難とフリーターの急増」問題をお話しました。そしてこれが決して自然現象ではなく、背景に大企業のリストラ戦略があることを怒りを込めて告発しました。会場は中高年の方が多かったのですが、皆さんうなづきながら真剣に聞いてくれました。ヨーロッパでは各国政府が、労働時間の短縮で高失業を是正したり、若者に対する職業訓練と生活保障の制度をつくるなど、うんと力を入れています。日本共産党の新しい綱領は、「せめてヨーロッパ並みのルールある経済社会に」と民主的改革のプログラムに書き込みました。大企業から1円の献金も受け取らない党の参院選での躍進で、その道を開く一歩にしたいものです。

 私の後に、駆けつけた宮本たけし議員が演説。「今日は朝から高病原性鳥インフルエンザの問題で大阪府庁に対策の申し入れをしたあと、上京して別のいくつかの問題で政府各省庁と交渉、その後飛行機でまた大阪に戻り、さきほど吹田の演説会に出席して、ただいまこの会場に駆けつけました。大阪の皆さんの声を国政に届けるため、そして皆さんからいただいたこの議席を守り抜くため、全力で走っています」とあいさつすると、会場がどよめき、候補者の大車輪の奮闘に応えようという決意がみなぎるのがわかりました。

 宮本たけし議員と私は、青年運動で同じ釜の飯を食ったときからの仲間であり同志です。彼が並々ならぬ勝利への執念を燃やしていることもよくわかります。久しぶりに壇上で二人並んで手を振りながら、私もこの選挙で一肌もふた肌も脱がねばならないとあらためて決意を固めました。

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