衆議院が解散されました(10月10日)。いよいよ総選挙です。東中光雄元衆議院議員よりバトンを引き継いでから1年10ヶ月。雨の日も、風の日も、大阪5区の路地裏でマイクを握ってきたことを思い起こしています。
小さな工場の、油のにおいと使い込んだ機械のなかで、じっと仕事を待つ金属加工業者。医療費の連続値上げ、年金の切り下げに、毎日の食費を削って暮らす老夫婦。音楽家、教師、放送関係など、それぞれの夢をふくらませながらも就職難にあえぐ若者たち。小泉「構造改革」のもとで、「痛み」ばかり押し付けられてきた人々の、叫び、願いを身体に刻み込んできました。なんとしてもこの声を代表して国政に届けたい。もう一度国会に戻りたい。その思いでいっぱいです。
街の空気はさすがに選挙です。街頭での私の訴えに、通行する人々が、立ち止まり、振り向き、手を振ってくれます。新聞、テレビの「自民か民主か」一色のキャンペーンにもかかわらず反応はあたたかい。国民のくらしと営業を破壊することを「改革」と呼ぶ政治。「政権交代」をかかげながら結局同じ「改革」のスピードを競う政治。果たしてそんな「二者択一」でいいのか、との疑問が、多くの有権者の底流に流れていることを感じます。
「私は、政治のいちばん大事な仕事は、国民のくらしを支えること、くらしを応援することだと思います」。心を込めて送るメッセージは、必ず人々の胸に届き、受けとめてもらえる。確かな手ごたえを感じながら、マイクを握っています。
21世紀の日本の進路、くらしと平和がかかった大事な選挙。挑戦者として、知恵と力を120%燃焼させ、必ず勝ち抜きたいと思います。