2009年01月11日
朝日新聞のウェブサイトに興味深い記事があるとHP愛読者・だらずのワンダラーさんからメール。さっそくのぞいてみると、「派遣切り、限界集落…そこに『共産党』―ルポにっぽん」というタイトルの6ページ立ての企画でした。
派遣切りで仕事も住まいも失った労働者が、各地で日本共産党に駆け込み、入党してたたかいに立ち上がる様子をルポルタージュしています。私も訪ねたことがある奈良県川上村井光(いかり)で高齢者が次々入党していることも書かれています。
記事には「小選挙区制導入後、自民、民主の二大政党制が進んだ。しかし、『働く貧困層』のような新たな課題、地域固有の切実な問題に、政治はこたえきれていない。生活がそれなりに回っている時、不当に扱われて不満があっても、多くの人は抗議の声をあげなかった。だが、がけっぷちに立たされ、声を上げるしかない状況に追い込まれた時の足がかりとして、全国に約2万2千の支部を置く共産党やNPOのドアがノックされている」とありました。
困った人をほっとかないあったかい人間のネットワーク――これこそ他党の追随を許さない日本共産党のいちばんの強みだと自負してきましたが、いよいよメディアでもその点が注目されるようになったんですね。
ますますネットワークの網の目を緻密にし、貧困を増大させてきた政治そのものを変革する力量を強めなくてはなりません。誇りとともに責任を感じるルポでした。
きょうは地元秘書N氏が通う落語教室の発表会。妻と3男といっしょに聴かせてもらいました。学生時代から落研でならしたN氏は、古典落語の定番「道具屋」を正統派の芸風で演じきりました。随所で笑いもとり、国会議員秘書の文化水準の高さを示してくれたのでは?
他の生徒のみなさんもそれぞれ個性があって大いに笑わせていただきました。先生の桂出丸師匠(写真)も抱腹絶倒の一席。さすがプロ。いいリフレッシュになりました。ありがとうございました。
落語発表会を中座して「きずな写真友の会」の第9回写真展へ。大阪の日本共産党後援会員の写真愛好家のみなさんがあつまる「きずな」は、撮影会や撮影旅行、講習会など本格的な活動を展開されています。きょうも60人あまりが自慢の作品を出展。奥行きある風景写真、表情豊かな人物写真、そして動物・自然の決定的瞬間など写真の力を感じさせてくれました。
事務局のKさんに「どの写真がいちばん好き?」と聞かれた小1の3男。迷わず「これ」と指差したのがKさんの花と鳥の作品でした。大喜びのKさんご夫妻と。