解散・総選挙で新しい政治を起こすチャンスに直結する第１７１回国会が始まりました。会期は６月３日までの１５０日間。そんな激動の国会に、「年越し派遣村」の人たちが請願デモでやってきました。

　湯浅誠村長は、「きょうまで命をつないできました。生きようとしている人を支える社会にしてください。これから舞台はみなさんの方（国会）へ移ります」と気迫の訴え。非常に重い言葉として受けとめました。「貧困とたたかわない政治なんていらない！」「貧困とたたかう政治がほしい！」のシュプレヒコールに応える国会にしなければなりません。

　続く院内集会で、志位委員長は、貧困を目に見える形で社会に突きつけ、そして政府を動かした派遣村のスタッフに敬意を表するとともに、�@５００人の派遣村村民の生活、住居、職業の確保を政府の責任でおこなうこと、�A全国各地で同じことが起こっているのだから、避難所も全国につくること、�B３月末までに予定されている派遣切りをやめさせ、失業者を支援するための緊急特別立法が必要、とあいさつ。
　
　国民の苦難軽減のために奮闘しつつ、国会論戦と国民のたたかいで自公政権を解散・総選挙に追い込む構えで国会に臨みたいと思います。