昨日の与党による第２次補正予算案と関連法案の衆院採決強行で、きょうは国会が空転しました。午後、自民と民主の参院国対委員長会談が行われましたがまとまらず。明日もう一度会談することだけが決まりました。これで参院予算委員会での審議は来週以降となります。

　けさのある新聞は「決められない政治」と書きました。もちろん今回の空転の責任は与党の側にあります。しかし、昨年末、雇用対策法案をめぐって自民と民主がぶつかりあい、実のある対策が進まない状況がありました。そのとき、日本共産党は与野党の話し合いを呼びかけましたが、それを高く評価する地方紙の社説も出ました。

　そうです。「非正規切り」など国民生活が崖っぷちに立たされているときに、不毛な形だけの「対決」に終始する国会であってはなりません。まずは与党が衆院強行の反省を示し、現在進行形の「非正規切り」を防止することをはじめ、景気悪化から国民生活を守るために、与野党が知恵と力を合わせて政治の責任を果たすべきです。

　「年越し派遣村」など国民のたたかいに押されて、参院では「雇用と住居を確保する緊急決議」が全会一致で採択されました。各会派のもう一段の努力がなされ、実のある対策がすすむよう、私も奮闘したいと思います。

　きょうは、議員会館の自室で予算委員会の質問準備、急きょ決まった居酒屋での学生のみなさんとの交流会（明日）の準備など。年末年始行けなかった床屋さんにも。議員会館の床屋さんは実に８年ぶりで、ご主人がたいそう喜んでくれました。早めに宿舎に帰り、水炊きで夕食。