あったか連帯ウェブ 日本共産党参議院議員山下よしき
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共産党議員団のかけがえのない役割《尼崎市街頭演説》

2009年05月24日

 5月24日、山下よしき参院議員が兵庫・尼崎市でおこなった街頭演説の大要は以下のとおりです。(見出しは編集者)



自民・公明の政治でくらしはよくなりましたか?

 テレビや新聞は、自民党か民主党か、こんなキャンペーンを繰り広げています。しかし、みなさん。実態はどうでしょうか。自民党・公明党の政府になってくらしはよくなりましたか。若者はまともな仕事につけなくなりました。お年寄りは医療や介護にかかるお金がどんどん重くなりました。自民・公明は今度、景気対策として自動車を買えば税金をまける、大型テレビを買えばエコポイントをつけましょうと言っていますが、自動車もテレビも買えない人をうんと増やしたのが自民、公明じゃありませんか。

 しかも、こんなバラまきのツケは2年後に消費税の増税となって国民にのしかかります。消費税というのは所得の低い人ほど負担が重くのしかかる弱い者いじめですね。弱い者をいじめてきた自民・公明が、また、それに拍車をかけようとしている、こんな逆立ちは、もうストップさせようではありませんか。

ゼネコンから3億円もらって国民の気持ちわかるでしょうか?

 民主党はどうでしょうか。小沢一郎さんが西松建設から10年間で3億円もヤミの献金を受け取っていて、これが問題になり、代表をやめました。でも、やめる時にも一片の曇りもないのだと言っておりました。

 しかし、みなさん。私は言いたい。ゼネコンから3億円もの金をもらいながら、問題ないという政党に、わずか10万円の手取りでいつ首切られるかわからない、びくびくしながらがんばっている派遣労働者の気持ちがわかりますか。月わずか数万円の年金でおかずのないご飯を食べていると語ってくれたお年寄りの気持ちがわかるでしょうか。私は、絶対わからないと思います。企業献金にどっぷりつかったら、国民の方に顔が向けられなくなります。大企業の横暴を追及する足場を失うことになります。

 鳩山さんは小沢さんの問題を自らは語りませんけど、「日本の大掃除を政権交代で」と鳩山さんは言うけれど、汚れたホウキで掃除しても、よごれが広がるだけです。民主党はまず自分の大掃除をするべきではないでしょうか。

いまこそ日本共産党

 みなさん、自民党も民主党も国民の苦しみから、国民の気持ちからかけ離れた政治になっている。しかし、みなさん。日本共産党があります。企業献金を一円も受け取らず、国民の立場に立ちきってがんばる共産党があります。

 今日はポスターをもってまいりましたが、「いまこそ日本共産党」このキャッチフレーズで尼崎市議選、解散・総選挙、私たちはがんばります。

 日本共産党は国政でも市政でも、お年寄りを大事にするためにがんばってまいりました。

後期高齢者医療制度──反対したのは共産党だけ

 今日は時間がありませんから、一つだけお話したいと思いますが、去年の4月からスタートした「後期高齢者医療制度」。評判悪いですね。75歳になつたとたんに、これまで入っていた保険から追い出されます。75歳以上の人だけ集めた保険に囲い込まれます。年金から保険料が天引きされる、必要な医療がうけられないほどお年寄りが差別されます。ひどい制度です。

photo 去年、共産党の小池晃参院議員が、イラストを使って後期高齢者医療制度を追及いたしました。バスの絵が書いてあるんです。そのバスに看板がついてあります。「75歳専用バス」と書いてあります。乗っているのはみんなお年寄り。一人一人セリフが書いてある。「行き先はうば捨て山かな」、「早く死ねというのか」とか。

 この制度の本質をついた、よくできたイラストです。「しんぶん赤旗」が書いたのかなと思いきや、この絵を描いたのは舛添厚生労働大臣なんです。国会で小池議員に「あなたが書きましたね」と聞かれてうなずいていましたから。さすがは、この制度を始めた張本人。よく分かってますね。後期高齢者医療制度というのは75歳以上の人を「うば捨て山」行きのバスに乗せる制度だと大臣が言っているのですから、ひどい話です。

photo この追及の翌朝、テレビでみのもんたさんが同じパネルをとりだして言いました。「このバスを止めてくれる人を国会議員に選ぼうじゃないか」。そのとおりだと思います。

 どの政党を選べばいいのでしょうか。ずばり共産党です。私が言うからじゃないんです。

 この制度の大本をたどりますと、今から9年前、国会の決議があがったんです。「お年寄りがこれ以上増えたら財政がもたない、だから、お年寄りだけ別の保険制度にしよう、診療報酬でお年寄りは差別しよう」。

 日本共産党は、そんな決議、お年寄りを差別は認められない、と反対しましたが、反対したのは共産党だけなんです。自民党も公明党も民主党も、社民党のみなさんまでもが、この決議に賛成した。

 その9年前の決議がもとになり、今から3年前に後期高齢者医療制度が法案として出されたんです。その時の国会で、「『こんな制度ができたら、現代の“うば捨て山”になる』と反対の論陣を張ったのは共産党だけだった」、と当時の川崎二郎さんという厚生労働大臣が最近言ってくれてます。私が言ってるんじゃあないんです。自民党の大臣が太鼓判を押した。

 お年寄りいじめに一貫して反対してきた日本共産党です。この党をのばして、このバスを止めましょう。日本共産党を大きくしていただいて、このバスをストップさせるためにがんばらせてください。よろしくお願いします。

塚口病院を守り、お年寄りの敬老パスを守る先頭に立ってきたのは

 尼崎市でも、お年寄りを守り、こどもたちの教育も、1クラスの人数を減らして、よくわかるようにしました。日本共産党議員団が、議会に提案してできたことです。

 塚口病院を守り、お年寄りの敬老パスを守る先頭に立ってきたのも日本共産党です。病院守れの市民8万の願いに県議会で背中を向けて反対したのが自民・公明・民主です。

 どうか、みなさん。どの党がのびれば尼崎市民の、国民のくらしといのちが守れるのか、しっかり見抜いていただいて、今度は日本共産党、いまこそ日本共産党。日本共産党を押し上げていただきますよう、心からお願い申し上げて、私、参議院議員山下よしきからの訴えとさせていただきます。

どうもありがとうございました。よろしくお願いします。




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