あったか連帯ウェブ 日本共産党参議院議員山下よしき



「桜」疑惑 雇用 外交 気候変動 国民の声に背く政治追及 山下副委員長が代表質問 参院本会議

2020年01月25日


photo 日本共産党の山下芳生副委員長は24日の参院本会議で、「桜を見る会」疑惑やカジノ汚職、消費税増税による景気悪化、フリーランス拡大の働き方改悪、対米・対中外交、気候変動についてただし、「世界の流れに立ち、国民に希望がわく新しい政治を市民と野党の共闘で切り開く」と力を込めました。

 山下氏は、「桜を見る会」をめぐり、“長年の慣行で招待者数が膨らんだ”とする安倍首相に対し、「問われているのは『長年の慣行』ではなく、首相自身が行った私物化だ」と指摘。2018年に自民党都道府県議の研修会参加者が多数招待されていたとの報道に触れ、「同年の自民党総裁選で地方票を獲得するためだったのではないか」とただしました。

 安倍首相は「自民党内の推薦の経過等は政府として掌握していない」として明らかにしませんでした。

 山下氏は、安倍首相が施政方針演説で拡大を表明したフリーランスについて、「最低賃金が適用されず、労働保険もない。『契約打ち切り』による解雇も企業の自由勝手で、労働者の権利ゼロ、究極の使い捨て労働だ。非正規雇用ですらない労働者を増やそうとしている」と告発。「人間らしい労働の実現が国際労働機関(ILO)をはじめとする世界の流れだ」と述べ、中小企業支援と合わせた最低賃金引き上げ、正社員が当たり前のルール、長時間労働の是正を求めました。

 外交では、トランプ米大統領が在日米軍駐留経費の負担増を安倍首相に求めたと公言しているとして事実関係をただし、「不当な増額要求は拒否すべきだ」と主張。中国による領海侵犯の激増・常態化、香港市民の弾圧・人権侵害について、「首相は昨年12月の日中首脳会談で『憂慮する』と述べただけだ。抗議一つしない情けない外交だ」と批判しました。安倍首相は米軍駐留経費について答えず、対中国では「首脳会談でしっかり提起した」「香港情勢は大変憂慮している」などと述べるだけで、抗議もせず是正を求める姿勢も示しませんでした。

 山下氏は、石炭火力発電所の建設を国内外で推進する安倍政権は、石炭火力からの脱却をめざす世界の流れに反すると批判。「2050年までに温室効果ガスの排出量を『実質ゼロ』にするための戦略立案に直ちに取り組むべきだ」と主張しました。

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