あったか連帯ウェブ 日本共産党参議院議員山下よしき



「消費税減税・廃止の新たなたたかいを」山下よしきの徒然エッセイ

2019年10月08日


 安倍政権は、10月1日、消費税10%への大増税を強行しました。満身の怒りを込めて抗議します。
 今年は、消費税が導入されて31年目ですが、この税金が日本になにをもたらしたか、明らかになったことが3つあります。
第一は、消費税が、「社会保障のため」でも、「財政危機打開のため」でもなく、大企業と富裕層の減税の「穴埋め」に使われたことです。
第二は、消費税が、貧困と格差の拡大に追い打ちをかけていることです。
第三は、消費税導入と度重なる増税が、国民の暮らしと景気、中小企業の営業を壊し、日本を経済成長できない国≠ノしてしまった大きな要因の一つとなったことです。
 じつは、こうした事態がもたらされることは、導入当初から指摘されていました。
 私も、初当選後、最初の予算委員会総括質問のテーマは、「消費税の持つ本質的欠陥について」でした。橋本龍太郎首相(当時)に対し、消費税が、「生計費非課税」の原則にも、「応能負担」の原則にも反する税であり、したがって「低所得層に絶対的貧困をもたらす」ことを、米国での議論も紹介しながら迫りました。
 このような悪税を、いつまでも続けていいのかが問われています。
 10月1日、日本共産党は、消費税廃止を目標としつつ、緊急要求として、消費税を5%に減税し、長期にわたる経済低迷を打開することなどを呼びかけました。新たなたたかいがはじまります。

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